芸術も施術も本物は人の心を癒す力がある‼

今月は、素晴らしい芸術に触れる月となりました。

月初め、福岡に従妹が嫁いでおり、訊ねることになりました。

1日目は、太宰府天満宮へ。

参道で梅が枝餅のおいしさに浸りながら境内へ進むと3月なのに梅の花が満開。では飛梅の花はどうかと本殿まで進むと、花は終わって寂しい姿。大抵の梅は2月に咲くので当たり前なのだが、周りが満開だけになんとも寂しい。

2日目は、あいにくの雨でしたが車を借り思い切って磁器で有名な有田まで。

以前から香蘭社の万華鏡の大ファンで、ぜひ一度訪れてみたかった。香蘭社は、有田焼の店舗が並ぶ街道沿いにある。時代を物語る建物の間にある門を抜けると日本庭園と白壁に瓦屋根の趣のある建物が目に飛び込んでくる。お店は、木造で昭和レトロガラスが入った洋風建築。扉を開けると夢の世界です。店の奥に進むとお目当ての有田焼の万華鏡が、何種類も展示してある。店員さんが、次々と手に渡して見せてくれる。有田焼の絵柄の素晴らしさと質感が感動を誘う。それぞれの良さが際立っているので甲乙つけがたい。一つ一つのぞいてみると思わず「おー」と声が出てしまう。5年ぐらい前にこの万華鏡を知り憧れの品であっただけに、興奮が止まらない。こんな興奮は久しぶり。本物に出会ったという喜び。製作者の思いが伝わってくるよう。是非購入したいと思うのだが、一つに絞り込めない悔しさ。出来ることなら「全部下さい」と言いたいところだが、それは無理。迷いに迷ったあげく、手書きで菊が描かれている「染錦篭菊」という万華鏡を購入。

 

現在、治療室に於いてある。先日から患者さんにも覗いてもらっているが、皆さん感動している。昨日もストレスで疲れ切った方がいらして、施術後表情が明るくなったので、施術の締めに覗いてもらった。私が最初に見た時と同じように、大感激して家族で有田に旅行に行きたいと気持ちが前向きになった。万華鏡も施術に一役買っている。

是非、万華鏡を見に来てください‼