
患者さんは、治療室に私が描いた絵が飾ってあるのを知っていると思いますが
長いことプレバトに出演している野村重存先生から絵を習っています。
でも、復習をしないので劣等生です。
今、野村先生の教室はキャンセル待ちの方がいるほどなのにもったいない話です。
私は、もともと絵を描くなんて考えても見ませんでした。
小学生の頃、図工の時間に絵を描かされた覚えがあります。
年に一度スケッチを米軍キャンプの中に行ったことを覚えています。
でも、図工の先生から絵の描き方を教わった記憶がありません。
なんで教えてくれなかったのかな?
それで、下手だと言われては描く気がなくなるよね。
それ以後美術は、嫌い。
それが、カイロプラクティックの勉強でアシスタントに入った治療院で絵に出会うことになりました。
院長先生が絵を描くのが上手で
地元の画家の荻須高徳の絵が大好きで、治療室に何枚も飾っていました。
毎日、見ているうちにだんだんと絵になじんで行きました。
開業したら必ず絵を飾りなさいと言われて
それを忠実に守って、版画を何点か飾っていました。
ある日、患者さんから「先生、絵が好きなの?」と聞かれ
「描くのは嫌いだけど、見るのはね好きです。」
「治療室は冷たい感じになるので、絵を飾っています」
といいますと
初心者のための色鉛筆のスケッチ教室が始まるんだけど参加しませんか?
と誘われました。
下手と言われ続けて嫌いな絵を習うなんて考えてもいませんでしたから、困ってしまいました。
せっかく誘っていただいて断りずらいな~。
皆初心者で下手なひとしか来ないないから、恥ずかしくないかもしれない。
そう思って勇気を出して参加することにしました。
それから約20年も続いています。
でもうまくなりません。(笑)
今日は、イタリアの路地の風景が課題でした。
めちゃめちゃ難しい課題です。
今日も撃沈でした。
60歳を過ぎてから真剣にやろうかな!?
それまで続けられるといいんですか…
いつかここに載せられるといいですね。