
現在、日本カイロプラクティック徒手医学会で学会誌の編集長をしています。
ようやく今年の学会誌が完成しホッとしていますが、
今年の10月に金沢で開かれる学術大会の準備に入っています。
そこで発表される富山の行澤先生の自閉症に対する症例報告のまとめのお手伝いをさせていただいています。
欧米のカイロプラクティックでは、発達障害を専門に扱うグループがあり、
3ヶ月間で、85%に診断がつかない段階まで改善したという報告があります。
この数字は、信じられない数字です。
しかし、どうも信じられる数字のようです。
自閉症は、先天性脳機能障害という位置づけをされています。
先天性ということは、治らないという前提があるように感じられる言葉です。
しかし、桜美林大学の身体心理学の山口 創先生や東邦大学医学部の有田秀穂先生の研究によると
皮膚の刺激が、脳の働きを変化させるとのことです。
欧米のカイロプラクティックでも薬剤を使わず皮膚からの刺激で行っています。
行澤先生の症例報告も
「抱きかかえる」、「なでる」、「擦る」、「タッピング」による皮膚刺激です。
1年間に12回の施術で、
目を見て話ができるようになり、
友達の遊びの和に入れるようになり、
多動がなくなり、
会話ができるようになり、
様々な症状が改善されています。
これには、家族の方の理解と協力が必要になります。
そのためには、新しい情報をきちんと伝えることが大事です。
それは、毎日の家族(特にお母さん)の接触が鍵となるからです。
現在、日本のカイロプラクティックの中では伊藤彰洋D.C.(doctor of chiropractic)が
カイロプラクティック機能神経学公認講師として、
機能神経学の知識とすばらしさを私たちに伝えてくれています。
もちろん、私と行澤先生も受講生として知識を深めています。
近い将来、確実に結果が出せるようになると確信しております。
ご期待下さい。