
腰痛で伺ったのに、
自律神経の問題から発症していたなんて正直びっくりしました。
運動をした翌朝に左側の腰が痛くなり、
会社から帰るころには歩けなくなるほどで困っていたところ、
友人に紹介されて来ました。
脚の上がり具合などを調べるのは分かるのですが、
眼にライトを当てたり顔に冷たい水や温かいお湯を触れたり。
でもその度に、
このパターンはちゃんと筋肉に力が入るのに、
あのパターンになるといきなりへにょっと力が入らなくなるということが起こる。
不思議⁉不思議⁉不思議⁉
検査の結果、
右の交感神経が高まり過ぎて左右のバランスが悪くなったのが原因とのことでした。
この際、徹底的にと何年も悩み続けていたひどい肩こりも相談したところ、
「肩ではなく横隔膜の問題」と。
丁寧に横隔膜をほぐしていただいたところ、
肩と同時に悩んでいた首(首猫背です)も気にならなくなりました。
そのまま先生の指示に従いリラックスして、
軽く触れるだけの施術を繰り返し受けていたら、
帰る頃には腰の痛みも気にならず、
腰がすっきり伸びた感覚で、
ああ~本来の正しい骨の位置ってここなのだ、
と分かるような軽さを感じました。
背筋が伸びたからか、深呼吸もいつもより深くでき、
今まで息をきちんと吐けていなかったのも分かりました。
そして息をきちんと吐くとまた背筋が伸びていく、という良い循環が。
先生にも日常生活のアドバイスをもらい、
その後も痛くなりそうだな、
と思った時に気を付けると、
痛くなりそうなのが引いていきます。
自分で心掛けられる小さな事でケアが出来るので、
万年整体通いから解放されました。
ありがとうございました。
相模原市南区 女性会社員 G.Kさん
当院を選んだ理由:娘の紹介
2年前位から首・肩の痛みに苦しんでいました。
今年(2016年)5月で会社を退職しました。
これで少しは良くなると思っていましたが、一向に良くなりませんでした。
整形でシップと痛み止めをもらっていましたが、痛みは取れませんでした。
娘からカイロプラクティックのことは聞いていました。
もし良くなればとカイロプラクティックに行くことにしました。
アキヒロ先生に、今までのことを話し診てもらいました。
変則な警備の仕事が原因ではないかと聞かされ少しうなずきました。
いろいろな検査をしてもらい筋肉が硬いことが分かりました。
それといつも緊張状態が続いていて、リラックスしていないことが分かりました。
眠れなかったのもこれが原因と分かりました。
先生から自律神経のバランスが崩れていると言われました。
少しずつ生活のリズムを取り戻すしかないと思います。
先生と話をしながら治療をしてもらうことは、とてもいいと思います。
横浜市瀬谷区在住 S.Tさん 66歳
坐骨神経痛
脊柱管狭窄症と言われ、時々整形外科でブロック注射を打ってもらっていました。11月、朝起きたら右脚外側に痛み痺れを感じるようになって、坐骨神経痛との診断を受けました。その後もブロック注射を打っていましたが痛みが止まらず、坐薬をもらって飲みましたが変わりません。立ち座りの時に痛み、高い所の物を取ろうとした時にも痛みを感じます。
胆石、腎炎
右同側協調運動低下、左中脳低下、左舌下神経低下、左後方寛骨、右前方寛骨、右中殿筋弱下、右第5腰神経領域痛覚鈍麻
右の顔からの温刺激で右同側協調運動が回復しました。さらに右の大腿前面の筋肉の緊張と左大腿後面の筋肉の緊張を緩和させることで、腰痛が消失して腰を伸ばすことができるようになりました。
S.Kさんの場合、検査結果から分かったことは、左脳の血流が自律神経の影響で低下したために右半身の筋肉の調整機能が低下して、左右の筋肉のバランスが崩れたことで、腰に負担がかかり痛み痺れが出るようになったということです。
50歳を過ぎると脳内でラクナ梗塞が起こることがあります。医学的には動脈硬化からの微小梗塞で症状が表れにくく、無症状脳梗塞と言われています。今回、交感神経の影響で硬化した動脈の流れが悪くなり、脳の筋肉に対する調節機能が低下することで、腰痛として症状を引き出した可能性があると予測されます。
2週間前に、朝目が覚めた時頭痛がしたが我慢して出勤しました。電車の中で吐き気がしたのでトイレに駆け込み吐いてしまいました。
以後、毎朝頭痛がします。天気が悪いと頭痛が強くなります。時々吐き気もあります。
めまい、不眠で睡眠導入剤服用
骨盤の仙腸関節の動きの偏り、胸郭の可動性減少、右脳の交感神経亢進
今回の頭痛は、目覚め型頭痛で脳内圧の亢進が疑われます。頭痛時に起きる吐き気は、脳内圧による自律神経の働きです。天気が悪い時に頭痛がひどくなるということから、気圧に左右されているということがわかります。気圧によって自律神経の働きに変動が起こります。これらのことから自律神経の交感神経が亢進をして脳内の動脈が収縮を起こします。その結果静脈が拡張してうっ血が起こります。そのため脳内圧が上がります。症状として頭痛と嘔吐が発生したということです。N.Mさんの場合、パソコンのマウスを使って仕事をしているために右腕の筋肉の緊張が起こり、右肩が前下方に引っ張られていました。そのため上部胸郭にねじれが起き血管が出入りをしている胸郭入口が固く狭められていました。狭くなっていたことで静脈の流れが悪くなっていたと考えられます。さらに左三叉神経に対する冷刺激で抑制がかかることから、右脳の交感神経の亢進が認められます。この交感神経の働きにより静脈が拡張してうっ血を引き起こすという二つのことが重なったために起こった頭痛と思われます。
頭痛、嘔吐
帝王切開
両側第1肋骨の足方への可動性減少、呼気機能低下、左股関節開脚(外転外旋)制限
問診から頭痛のあとの嘔吐は、脳圧の上がった状態を自律神経の反射的な働きで下げようとする行為であると予測されます。また両側の第1肋骨の足方への可動性減少から、肋骨で出来た籠のことを胸郭と言いますが、胸郭の内側の空間を胸腔と言い胸腔内の圧力が高まっていることが考えられます。さらに呼気機能低下から横隔膜の緊張が疑われます。頭痛が起きる前、お子さんが風邪をひきそれが感染して咳が続いていたそうです。これで原因が解明。咳が出続けることで呼吸筋の横隔膜が緊張し息が吐きづらい状態になり、胸腔内圧力が上昇して、その結果頭蓋内からの静脈の流れ込みが減少して頭蓋内に静脈がうっ滞して、脳圧が上がって頭痛と嘔吐が発生したものと考えられます。横隔膜の緊張を解消することで、肩こりとともに頭痛が消失しました。喘息や花粉症の方も同じような現象が起こる可能性があります。気になる方はご相談ください。
今年は、昨日で仕事納でした。
今年も多くの方に来院していただき、誠にありがとうございました。
今年最後の臨床紹介です。
昨日来院されたM.Mさんの例です。
M.Mさんは、2週間前に右腕が上がらないと来院されました。
整形外科で頚椎の椎間板ヘルニアと診断されていました。
右首から肩へのつっぱりがあり、
痛み止めをもらって飲んでいましたが良くならず、
別の痛み止めをもらって飲み始めましたが、
ツッパリが取れるどころか、
腕が上がらなくなってきたとのことでした。
上腕二頭筋の筋力低下があるものの、痛みしびれはありません。
末梢神経障害では、感覚障害が起こりますが、
ありません。
筋トーンが低下し、右腕が鉛のような重さ。
ムッ、ちょっとおかしいな?
最近、脳梗塞や硬膜外出血の症例があり、
嫌な予感。
ブレインアラームセラピーで、
左の交感神経と右の副交感神経の刺激をすると、
すぐに筋力アップで、右腕が軽く動かせる。
しかし、1、2分もすると鉛のような重さ。
これを繰り返すので、血管障害の可能性も!
危険性がある場合は、「ドクターに」が鉄則。
脳神経内科の受診を指示。
昨日、来院されたM.Mさんの報告によりますと。
すぐに脳神経内科を受診。
脳血管には問題ないが、右肩に赤い発疹が2つ。
これは、ヘルペスでしょうとの診断。
すぐに大学病院を紹介され受診。
鎮痛剤がヘルペスウイルスの働きを活性化させることがあるとのことで
危険な場合があるとのことで入院を進められるが、
通院を希望。
幸いにもウイルスに対する薬を処方され
1週間で、回復。
私の判断の脳血管の問題ではなかったものの危険な状態であった。
判断は違ったものの我々の範疇であるかを見極めることが大事。
ヘルペスウイルスが、上腕二頭筋への神経に感染したということです。
ちょっと特異な症例かもしれませんが、大事な症例ですね。