何故、赤ちゃんは物を口に入れるの?
- 2024年09月27日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- スタッフブログ
赤ちゃんは、なんでも口に入れる時期がある
生後5か月くらいになると赤ちゃんは好奇心のおもむくまま、自分の気になる物などに手を伸ばして、触ったり、つかんだり、口に入れたがったりするようになります。
親は、「飲み込んだら危険」と思い奪い取ってしまったり、「汚い」と思いあらかじめ舐めそうなものを消毒したりしていると思います。
確かに、飲み込んでしまうと危険な場合がありますので、直径38ミリ以下の物は気を付けたほうが良いとのことです。
でも何故、赤ちゃんは物を口に入れるのでしょうか?
赤ちゃんは,まだ感覚がすべて発達していません。
神経発達から見ると「味」、「触り心地」、「噛んだ感じ」を調べるためと言われています。
さらに大事なこととして、「腸内細菌を増やす」ためです。
生まれたばかりのパンダの赤ちゃんは、土をなめたりお母さんのうんちをなめたりしています。
これは、笹を消化してくれる腸内細菌を増やすためです。
人間の子どもも、なめたり口に入れることで生活環境に存在している土壌菌をはじめとした様々な菌を取り入れることで、生きるために必要な腸内細菌を増やしています。
しかし、汚いからといって全ての物をアルコール消毒しがちです。
公園でも「砂場は、猫の糞があるかもしれないので汚いから遊ばせない」人もいるようです。
確かに命に係わる破傷風菌がいますが、予防接種で防ぐことが出来ます。
土壌には、子どもの免疫力や腸の働きに必要な菌が沢山います。
生まれたての赤ちゃんは無菌状態ですが、初乳を飲むことから始まり、様々な人や物、食べ物、土などの自然に触れることで菌を獲得していきますが、獲得する菌の種類は人によって違います。
赤ちゃんの腸内フローラは、生後1歳半でほぼ9割が決まってしまい、これが生涯の腸の土台となります。
3歳までは、腸内細菌の獲得活動は続きますが、それ以降は菌の種類は増えることはありません。
物を口に入れる行為は、味覚や触覚の発達によってなくなります。
赤ちゃんの腸内細菌の種類を増やすための行為を見守ってください。
参考図書:藤田紘一郎著「脳はバカ、腸はかしこい」
左右脳のバランスと糖質制限が脳の発達を促す!
- 2022年06月14日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- 子どものカラダ
ジュース、チョコ、アイス、甘いものを何でも食べたがる子だった。かんしゃくもちで、ゲームで負けると怒ってやめてしまう。このままでは、子供が苦労してしまうのではないかと思い、スクールカウンセラーやドクターとの面談、服用薬を試したが、若干の改善は見られたものの、根本的な解決には至らなかった。コロナでストレスもかさなり、家のドアを破ること、複数回。実は自分でも身体が言うことを効かないと言う。
そんな時、ADHDはアメリカでは、脳のバランスの問題だと理解され薬に頼らず治せるという本を見つけた。そして小田急相模原に治療院があると知り、すがる思いでカイロプラクティックに飛び込んだ。
先生からは、「子供のせいではない。脳のバランスの問題だから、改善できるのでは、トライしてみては」と声をかけられて、これまで子供に強く当たってしまって申し訳ない気持ちになった。
最初は思うように力が入らない。目の動きがぎこちない、など、特性が現れた。
週一回ずつ通い始め、砂糖の摂取量を減らすと力が入るようになることが実感した。
毎回の施術では、ケラケラ笑いながら体を動かし、バランスボールや棒乗りなど、始めは出来ないことが、少しずつ長くできるようになり、だんだん頭で考えることと、身体の動きが一致する様になった。子供も通うことを、嫌がらず、むしろ先生に早く見てもらいたいと言った。ジュースやお菓子の摂取を自ら断った。親子ゲンカ、兄弟喧嘩が絶えなかったのが、いつの間にか、分かり合えるようになってきた。この子の特性と付き合えることがわかった。
当初は何をするにも力んで、余計な力をかけすぎて、身体を痛めたりしたこともあったが、先生の施術の後は、身体が楽になり、次もまた、先生の所に早く行きたいと、申し出るくらいになった。いつの間にか、バランスボール乗りは、「やめ」と言われるまでいつまでもできるようになった。普段の生活でも、ドッジボールの投げ方が上手になったり、持久走も早くなったり、習字が上手になったり、さまざまな変化が見られた。
施術間隔も、2週間に1回、3週間に1回となり、半年ほどで卒業となった。先生の温かさを子供も感じとり、何より子供が先生を信じて、親も肩の荷が降りた感じがした。
もっと小さい頃に出会えたら、こんなに苦労させなくて済んだのに。とも思ったが、これも定めと思った。先生にはただただ感謝しかない。
南区在住 小学4年男児の父母
2か月で娘の言動に変化が表れとても気持ちが救われた!
- 2022年01月20日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- 子どものカラダ,患者様の声
小学校高学年から友達関係でうまく行かなくなっていた長女が、中学に進学して1ヶ月ほど経ったあたりから、学校では喋れなくなりハサミを持ち出して人を脅すような問題行動を取るようになりました。保育園の時から、神奈川県療育センターで検査を受け繰り返し経過観察でしたが、再度検査の結果、発達障害・・・と診断を受けて、なんとか友達を作って普通の中学生生活を送れないか・・・いろいろ本を読み漁り「薬に頼らず家庭で治せる発達障害との付き合い方」の本を見つけ、家庭ではよほど根気がないと続かないと思い専門家の手を借りて探したのがアキヒロ先生のカイロプラクティックオフィスでした。
優しく穏やかな雰囲気の先生で初めて伺う不安も和らぎ、本にあるような多岐に渡るテストをし、左右の脳のバランスを整えるためのいろんなメニューを実施していただきました。週2回の施術と日常でもなにかできないか・・との質問にアドバイスを受け、家でもできる運動を取り入れ、今まで口論となると訳のわからない話で振り回し30分以上は口論が続いていた娘の会話が自分でも言いながら考えて、なんとか自己解決し口論する回数もそれに要する時間も少なくなりました。
学校でも隣の席の人に働きかけて見よう・・・という行動も出てくるようになり、週2回3時間の授業も途中で抜けることがなく受けられるようになりました。まだ道半ばですが、少しずつ中学校生活に戻れるような道筋が出てきているようです。
こちらに通院しないときは、学校のスクールカウンセラーの先生と月1回面談をする以外、何をしたら良いのか、親として普通の生活を送れるようにできるようになるのか・・・・と焦りと不安もありましたが、先生のアドバイスで日々何かしら娘が改善するためのアクションをすることができ、娘のみならず親の気持ちも救われる思いでした。
約2ヶ月通院させていただき通院は終わりになりますが、先生から頂いたアドバイスを引き続き娘と二人三脚でしながらゆっくりと焦らずにやっていこうと思います。
お世話になり、ありがとうございました。
藤沢市 中-1女子の母
1か月間の集中施術が終わり成果が出てきたよ!
- 2021年07月02日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- 患者様の声
1ヶ月間の集中施術を行って頂き、ありがとうございました。
現在小2の息子は、年長の冬に発達障害検査(WISC)を受け、読み書き・空間認知能力に問題あり、動作が遅いなどの指摘を受けました。
「薬に頼らず家庭で治せる発達障害とのつき合い方」という本の中で右脳左脳のバランスが悪いと発達障害の症状が出やすく左脳が弱く右脳優位の場合は、学習障害の症状が現れやすいとの記述があるのですが、本に載っていた脳バランスチェックの結果(左脳が弱い)と息子の症状が見事に一致していた為、脳バランスを整えれば症状が改善するのではないかと思い、その治療を行って頂けるアキヒロ先生へご相談させて頂きました。
初診は息子も緊張しており「恐い先生かどうか?」をとても心配していましたが、優しい先生だと分かり安心したようです。
今ではやりたいトレーニングを自らリクエストするように。
また、先生は施術中にしゃっくりや筋肉痛なども治してくださるので、「先生は何でも治しちゃうね。」と信頼を寄せています。
息子の身体を診て頂き、原始反射が残っている事、前頚部が詰まっていて脳への血流が悪い事、視覚機能の問題等を教えて頂きました。
初回の施術後、試しに家で行っていた片足立ちバランストレーニングを行ったところ、今までは10秒も立っていられなかったのですが30秒以上バランスを保ったまま立っていられるではありませんか。息子も「なぜか分からないけど、ずっと立っていられる」と言ってとても嬉しそうでした。
家庭でのトレーニングでは何も効果が得られなかったのに、先生の1度の施術でバランスが整ってしまった事に驚きました。
1ヶ月間の集中施術が終わり、視覚機能・バランス感覚の改善、読解力の向上、宿題中に癇癪を起こす回数が減った等の変化が現れてきました。
また、1ヶ月間一緒に施術して頂いた兄も50メートル走のタイムが1秒縮んだり、逆上がりが出来るようになったりと、早くも成果が出始めており喜んでおります。体の動かし方、使い方がうまくなってきていると感じます。
今後も治療を継続していきたいと思います。この先どんな変化が現れるのか楽しみです。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
多摩市在住 小-2、小-6男子の母
子どもの発達は、原始反射の統合が重要!
- 2020年05月28日
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- 子どものカラダ
小4男児の母
小4の次男が、お世話になっております。次男は、黒板の文字を写すのが苦手だったり、計算が苦手だったり、学習の面では、何度同じことをやっても吸収に時間がかかるタイプで、また、落ち込んだりひねくれることも多く、もっと生きやすくしてあげたいと常々思っていました。
そんな時、助産院で開催された「3つの反射について」の勉強会で、発達のデコボコは原始反射と関係があると知り、まさに目から鱗で、次男の現状に当てはまるのではないかと思い、先生に診ていただくことにしました。
初日は、丁寧な問診の後、筋力テストなどを行い、子どもの弱い部分を見つけてくださり、家でできる運動や栄養補給についてアドバイスくださいました。その日帰宅後、子どもはとてもニコニコしており、妹にも優しく、妹の勉強を見てあげるなど、何か満たされたような様子でした。週1回程度通っており、眼球運動など新たな苦手分野も見つけてくださっています。「あ~これが音読が苦手な一因だったのか」と腑に落ち、施術と訓練で改善できるという先生の言葉に明るい気持ちになります。
施術では、子どもはとても気持ちよさそうで、何より先生から「できるようになったね、すごいね。」と言われ、嬉しそうです。学校はコロナ感染対策で長期休みに入ってしまい、まだ新学期が始まっていないため、学習面での変化については伝えることができないのですが、生活面では落ち込むことが少なく、笑顔でいる時間が増えたように思います。
先生とお話することで、私も育児を見つめ直し、子どものために今できることをしたいと気持ちが新たになりますし、西洋医学とは違う、人間本来のもっている力をうまく引き出す先生の方針が私にはしっくりときます。これからも、まだまだ知らないことを教えていただきながら、子どもの成長を見守ろうと思います。
まつがえこども園の発達障害のレクチャー最終
- 2019年02月28日
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昨日、まつがえこども園で発達障害のレクチャーの第3週目を行いました。
前回までは、クラスの代表の先生の参加でしたが、今まで参加していなかった先生が、ぜひ参加したいとのことで二人参加者が増えました。
今まで行った2回のレクチャーで興味を持っていただけたことは、嬉しいことです。
今回は、先週のレクチャーで伝えたことをどれだけ実践できたか?先生方の発表からスタートしました。
0歳児クラスの発表では、遊びの中に取り入れることはうまくいかず、かんしゃくを起こしている子供に、お腹を刺激したら割と早く気持ちが落ち着いた。
さらにお昼寝をさせる時に背中を刺激してあげると寝つきが良くなったとのことでした。
以前は、子どもを寝かしつける時に子守唄を歌いながら背中をポンポン叩いたりお腹を擦ったりしているのは、普通のことでした。
今はその行為が新鮮な感じです。
昔は、意味も分からず何気なくしていたことが、神経を成長させる行為だったということです。
「私はしていますよ」というお母さんはいると思いますが、全てのお母さんにしてもらいたいですね。
2歳児のクラスでは、今までもスーパーマンごっこをしていたけど、気になる子にやってみたら結構喜んでいるので、他の子も交えて遊びとして続けてやっていくとのことでした。
まだまだ、初めて聞いたことを理解して実践するのは無理かもしれませんが、一つのことから試してみて何かが変われば成果となって理解につながります。
園長先生が、うまくリードしていただけているので今後に期待したいと思います。
今回は、6つの原始反射について1時間でお話をさせていただきましたので、聞いているほうはその場では解った気がしても混乱状態であろうと思います。
今回は、原始反射が子どもの成長に重要なんだよということが分かれば、OKです。
でも、実践現場がここにありますから試すことさえできれば、すぐに理解していくことが出来るでしょう。
レクチャーが終わった後、今回初参加の先生が、私のところへやってきました。
先生は、ベテランの方でご自分のお子さんも高校生とおっしゃっていましたが
自分の子が赤ちゃんの時は、刺激することは良いことだと思っていて、おむつ替えの時にわざと身体を上から下、下から上へと手で擦ってあげていたと話してくれました。
でも今は、お母さん方に自分がしていたことを伝えてはいけないのかと思っていたとおっしゃっていて、今日の話を聞いて自分がしていたことは、理にかなっていたと実感できたので、これからはおかあさん方に伝えていきますとおっしゃっていました。
先生、OKです。
自閉症が治るとしたら、どれほど素晴らしいことか
- 2014年08月31日
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現在、日本カイロプラクティック徒手医学会で学会誌の編集長をしています。
ようやく今年の学会誌が完成しホッとしていますが、
今年の10月に金沢で開かれる学術大会の準備に入っています。
そこで発表される富山の行澤先生の自閉症に対する症例報告のまとめのお手伝いをさせていただいています。
欧米のカイロプラクティックでは、発達障害を専門に扱うグループがあり、
3ヶ月間で、85%に診断がつかない段階まで改善したという報告があります。
この数字は、信じられない数字です。
しかし、どうも信じられる数字のようです。
自閉症は、先天性脳機能障害という位置づけをされています。
先天性ということは、治らないという前提があるように感じられる言葉です。
しかし、桜美林大学の身体心理学の山口 創先生や東邦大学医学部の有田秀穂先生の研究によると
皮膚の刺激が、脳の働きを変化させるとのことです。
欧米のカイロプラクティックでも薬剤を使わず皮膚からの刺激で行っています。
行澤先生の症例報告も
「抱きかかえる」、「なでる」、「擦る」、「タッピング」による皮膚刺激です。
1年間に12回の施術で、
目を見て話ができるようになり、
友達の遊びの和に入れるようになり、
多動がなくなり、
会話ができるようになり、
様々な症状が改善されています。
これには、家族の方の理解と協力が必要になります。
そのためには、新しい情報をきちんと伝えることが大事です。
それは、毎日の家族(特にお母さん)の接触が鍵となるからです。
現在、日本のカイロプラクティックの中では伊藤彰洋D.C.(doctor of chiropractic)が
カイロプラクティック機能神経学公認講師として、
機能神経学の知識とすばらしさを私たちに伝えてくれています。
もちろん、私と行澤先生も受講生として知識を深めています。
近い将来、確実に結果が出せるようになると確信しております。
ご期待下さい。
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