
昨日、5日こどもの日に
「子どもの発育」、「子どもの健康」、「子どもの貧困」、「家庭の中の子ども」
という4つのテーマで
ショーガイ天国~僕らの幸せ、ぼくらが決める!~
全国一斉イベントが開催されました。
今回、私も(一社)日本アディクションプロフェッショナル認定協会に係わる者として参加させていただきました。
主催は名古屋在住の精神科医増田さやかさんです。
内容は、主に発達障害と呼ばれるの子供たちを取り巻く問題についてでした。
厚生労働省は、病気ではないとしながらも
精神科医が診断・投薬治療を行っている矛盾についてのべた。
「発達障害」という診断名は、マイナスな意味合いが大きいとのこと。
精神科医は、診断はすれども治療に関わるべきではない。
まして、投薬は好ましくない。
投薬以外の方法を選択肢におくべきであると強調されていました。
その投薬以外の方法として自然療法のカイロプラクティックの取り組みを
遠藤光政D.C(ドクターオブカイロプラクティック)が、紹介いたしました。
発達障害については、
アメリカのD.CであるDr.ホルダーが考案したトルクリリーステクニック、
耳介の神経反射ポイントを刺激するニューロオリキュロセラピー、
脳の神経伝達物質の生成を助けるアミノ酸サプリメント
の3つの組み合わせによるアプローチが紹介されました。
そのあと、カイロプラクターの児玉貴美栄先生より2症例の発表があり、
2例とも1か月後から変化が現れたとの報告がされました。
報告後、発達障害に取り組んでいるカイロプラクティックの先生を探すにはどうしたらいいとの質問をいただきました。
さらに、薬物を使用していた方の薬物による症状の悪化と薬物離断時の体験を語っていただきました。
今回の催しで参加者の皆様に、子供たちへのアプローチの一つとしてカイロプラクティックの有効性が伝えられたと感じました。
現在、臨床でニューロオリキュロセラピーを使っています。
ニューロオリキュロセラピーの反射ポイント「前頭葉」に関して
サッケードを指標にして
効果を刺激前後で比較してみました。
サッケードとは、目標物に素早く眼球を動かすことです。
サッケードに関与している中脳の上丘は
前頭葉からの信号を受け取ります。
もし前頭葉の機能低下があれば上丘の働きも低下するはずです。
そうなれば、サッケードが低下することが考えられます。
ちょうど、上方向サッケードが低下している患者がいましたので
両耳介の「前頭葉」を刺激すると
バッチリ上方向サッケードが改善。
ストレスで前頭葉がオーバーワークの方には
最適な刺激方法の一つとして使っていけそうです。
リウマチには、ニューロオリキュロセラピーを試しています。
ニューロオリキュロセラピーは、
耳介にある神経反射ポイントを
微弱電流で刺激する療法です。
WHOで350種の症状に効果がると認めています。
リウマチは関節包が侵されるので
直接関節へのアプローチは、注意が必要です。
ニューロオリキュロセラピーはその点を気にせず施術できるのが
とても有効な方法となります。
リウマチに関しては早々変化を起こすような疾患ではありませんが
施術後は、「痛みが緩和する」と訴えているところを見ますと
続ける価値があることを実感します。