まつがえこども園の発達障害のレクチャー最終

昨日、まつがえこども園で発達障害のレクチャーの第3週目を行いました。

 

前回までは、クラスの代表の先生の参加でしたが、今まで参加していなかった先生が、ぜひ参加したいとのことで二人参加者が増えました。

今まで行った2回のレクチャーで興味を持っていただけたことは、嬉しいことです。

 

 

今回は、先週のレクチャーで伝えたことをどれだけ実践できたか?先生方の発表からスタートしました。

 

0歳児クラスの発表では、遊びの中に取り入れることはうまくいかず、かんしゃくを起こしている子供に、お腹を刺激したら割と早く気持ちが落ち着いた。

さらにお昼寝をさせる時に背中を刺激してあげると寝つきが良くなったとのことでした。

 

以前は、子どもを寝かしつける時に子守唄を歌いながら背中をポンポン叩いたりお腹を擦ったりしているのは、普通のことでした。

 

今はその行為が新鮮な感じです。

 

昔は、意味も分からず何気なくしていたことが、神経を成長させる行為だったということです。

 

「私はしていますよ」というお母さんはいると思いますが、全てのお母さんにしてもらいたいですね。

 

2歳児のクラスでは、今までもスーパーマンごっこをしていたけど、気になる子にやってみたら結構喜んでいるので、他の子も交えて遊びとして続けてやっていくとのことでした。

 

まだまだ、初めて聞いたことを理解して実践するのは無理かもしれませんが、一つのことから試してみて何かが変われば成果となって理解につながります。

 

園長先生が、うまくリードしていただけているので今後に期待したいと思います。

 

今回は、6つの原始反射について1時間でお話をさせていただきましたので、聞いているほうはその場では解った気がしても混乱状態であろうと思います。

 

今回は、原始反射が子どもの成長に重要なんだよということが分かれば、OKです。

 

でも、実践現場がここにありますから試すことさえできれば、すぐに理解していくことが出来るでしょう。

 

レクチャーが終わった後、今回初参加の先生が、私のところへやってきました。

先生は、ベテランの方でご自分のお子さんも高校生とおっしゃっていましたが

自分の子が赤ちゃんの時は、刺激することは良いことだと思っていて、おむつ替えの時にわざと身体を上から下、下から上へと手で擦ってあげていたと話してくれました。

 

でも今は、お母さん方に自分がしていたことを伝えてはいけないのかと思っていたとおっしゃっていて、今日の話を聞いて自分がしていたことは、理にかなっていたと実感できたので、これからはおかあさん方に伝えていきますとおっしゃっていました。

 

先生、OKです。