知らないうちにスマホによって体が壊れる

今やスマホは必需品になっています。

以前、スマホの見過ぎから膝が痛くなった高校生がいましたが

高校生だけではありません。

左の腰が痛いと訴えてきた方の身体を調べてみると

右足の力が入りません。なぜ?

その理由を調べてみると

顔を左に受けると力が入りやすくなります。

ということは、頸周囲の障害であります。

当然、肋骨の問題も考えられます。

触診しますと左大胸筋の緊張、左上腕二頭筋の緊張、左前腕の筋の緊張があります。

何か心当たりは?

通勤の電車の中でスマホで小説を読んでいるとのこと。

最初右手でスマホを持っていたが右手が痛くなったので、最近は左手で持っている。

なるほど。

左ひじを曲げたまま1時間いると腕の前側の筋肉が硬くなります。

人間は、前後の姿勢のバランスを取るために左の背筋郡を収縮させます。

これが、左の腰痛の原因です。

 

ゲームをしているわけではないので、良しとします。

いつでも治してあげますよ。

二人目の方は、左首から肩にかけてコリがひどいという方。

パソコンの仕事だけではなさそうだなと思い、右手でスマホをよく使っている?と聞いてみた。

双子の娘を寝かしつけるのに、寝静まるまで右手でスマホを持って見ているという。

だんだん腕が痛くなるそうでだ。

右腕の筋の緊張から右肩が足方に引っ張られることで、左肩は逆にすくんだように筋肉が緊張します。

これが左肩こりの原因です。

また、右眼の外方から青い光を照射すると左脳にストレスがかかります。

このことによって、左脳が軽い虚血状態になってしまいます。

 

皆さんもスマホ漬けになっていると思います。今でもスマホによる病魔があなたに襲い掛かろうとしています。

 

襲われたらすぐにアキヒロカイロプラクティックオフィスに来てください‼

待ってます‼

 

スマホの見過ぎで膝が痛い?17歳、女性、M.Mさん

主訴

半年前からの左膝の痛み。じっとしていても痛くなる時がある。

既往歴

なし

検査結果

骨盤の動きの偏り、右同側協調運動弱化、頚椎屈曲テストにて左下肢筋力弱化、頚長筋硬縮

経過

M.Mさんは、吹奏楽部に所属していて激しい運動をしないにも関わらず、膝がだんだんと痛くなってきました。痛みは、運動をしていなくても痛みが出たり、運動をしても痛くない時もあったり良く分からないという状態でした。
当初、吹奏楽部でパーカッションを担当しているというところから、右肘から手首にかけての筋肉の緊張が強く、そのアンバランスから右同側協調運動の弱化が起こり、骨盤の動きの偏りを引き起こし右膝に負担をかけていたと判断しました。しかし、症状が安定しません。じっとしていても痛みが出る時があります。動かしていないのに痛みがあるということは、関節・筋肉以外の原因があるということです。
首の状況を調べるために、首の屈曲位で脚の筋力検査をしたところ筋力の弱化が診られました。首の伸展位では筋力は正常でした。首を屈曲していると脊髄障害が発生するということになります。触診をしてみると首の前面の筋肉が硬くなっています。筋肉が硬くなる理由は、使う頻度が高いということです。つまりうつむいている時間が長いということです。スマホを見ている時間が長いという答えでした。
首の前面の筋肉の硬さを緩和させ脊髄障害が発生しない状態を作り、M.Mさんにもスマホの使用に関して注意をするように促した結果、膝の痛みが緩和されました。
今までは高齢者の頚椎の変形による脊髄障害が多く見られましたが、変形を起こさない若年者にも脊髄障害を引き起こす環境が生活の中に存在することが確認された症例です。M.Mさん以後、首の検査を常に行うようにしていますが、高頻度で障害が確認されています。スマホ首に注意してください。