4年間治らなかった膝が・・・・ 正座が楽にできた!

4年前ジョギング中に右膝をひねってしまって以来、痛みが取れずに様々な病院を渡り歩きました。低周波、超音波等の機械を使ったり、筋力トレーニングでインナーマッスルを鍛えたり、ヒアルロン酸の注射、テーピング、鍼灸治療、etcあげたらキリがないくらいいろいろな治療を受けました。中には効果があったものもありましたが、一時的でまた直ぐに痛みが復活しました。 友人の勧めでアキヒロカイロプラクティックオフィスに通い始めて3ヶ月あまり、今では日常生活の困難はほとんどなく、どうしてもできなかった正座が楽にできるようになりました。悪い方の膝だけでなく、左右のバランスが崩れているところを毎回調整して頂いて、驚くことに少しずつ痛みが軽減され、以前のようにぶり返すことはなくなりました。

座間市在住 M.Yさん 58歳 女性

【院長のメッセージ】
M.Yさんの膝の痛みが、治療を受けても痛みが繰り返されていた理由は、骨盤の動きの偏りから右太ももの後ろのハムストリングという筋肉の働きがうまくできない状態で、そのまま普段動き回っていたため疲労が絶えず起きてしまい、筋肉が伸びにくくなってしまったということです。そのため膝が締め付けられる状態になり、膝の痛みを作っていたのです。骨盤の動きを整えハムストリングの働きやすい環境を作ったことで、筋肉の柔軟性が回復し膝が締め付けられることがなくなり、痛みがなくなるとともに動きやすくなり正座ができるようになったという訳です。

ジョギング中に、急に膝が痛くなって57歳、主婦、M.Yさん

主訴

右膝の痛み。
3年前にジョギングをしていて、右膝が急に痛くなり、整形外科でレントゲン写真を撮りましたが骨に異常なく、痛み止めを飲み電気治療を続けるも改善されず。接骨院で筋トレをするように言われてトレーニングをしましたが、痛みは変わりません。別の整形外科でヒアルロン酸の注射をしたら悪化して正座ができなくなりました。
階段を下りるときに痛くて、天気にも影響されます。
温めると楽になりますが、改善するまでには至りません。

検査結果

右大腿四頭筋の拘縮し、右寛骨の前方変位、左寛骨の後方変位、右大腿後面のハムストリング筋の筋力低下

経過

膝の裏のツッパリが取れて、膝が曲げやすくなった。
まだ完全ではありませんが、正座をすることもできるようになりました。

説明

M.Yさんは、通常の足の運びの中で痛みが出たということです。
検査の結果から骨盤の動きの偏りが大きくなってしまったため、腿の後ろのハムストリング筋が働きづらくなっていて、疲労を起こして硬くなってしまったのでしょう。
そのため膝の不安定さと共に膝の間隙(骨と骨の隙間)が狭くなっていて、半月板を圧迫する寸前であったと考えられます。その状態でランニングをしてさらに筋肉が硬くなり、ついには半月板を圧迫して、関節受容器(痛みを感じるセンサー)を刺激してしまったということが考えられます。
レントゲン写真では、半月板は写りませんし、間隙は左右の膝を比べてみなければ判断もできません。
ましてや筋トレをすれば更に筋肉が硬くなり膝を締め付けてしまいます。
痛みが引くどころか増すばかりです。
筋肉を温めることは、血管が広がり筋肉へ栄養の供給とともに老廃物の排泄を促進させますので、筋肉が柔くなり膝の締め付けがゆるみ痛みが軽減するのです。
素人のM.Yさんの方が適切な処置をされています。
しかし根本的な解決にはなりません。
何よりも骨盤の動きの偏りを整え、ハムストリング筋の働きを取り戻すことが先決です。
ここがポイントです。