腰が痛いのはスノーボードのせいですか?49歳、男性、A.Nさん
主訴
腰痛
以前から度々腰が痛くなります。ひどいのは、年に1、2回。今日仕事をしていたら腰に違和感、次第に腰が伸びなくなってきた。4日前にスノーボードに行ってきたことは関係あるのでしょうか?
既往歴
以前に整形外科のレントゲン写真で椎間板が潰れていると言われた。
19歳の時にバイクで事故に遭った。その時、整形外科で首が曲がっていると言われた。
検査結果
両側内転筋弱下、両側腸腰筋弱下、頚椎屈曲位で下肢の筋力弱下
経過
頚椎屈曲位で下肢の筋力が弱化するということは、頚椎と胸椎の境目で大きく曲げられるために脊髄が締め付けられるということを意味します。その結果、腰及び下肢の筋肉の働きが低下することで腰痛が引き起こされることが考えられます。
A.Nさんは、仕事柄右腕を使うことが多く右腕の筋肉の張りが強く出ていました。右腕の筋肉の張りから右肩が下がり、胸郭上部は次第にねじれた状態を引き起こします。それに加えスノーボードでねじれた姿勢を続けたことで、脊髄を締め付けるほどのねじれ状態にまでなってしまったのであろうと推測ができます。
腰痛といっても原因は様々で直接腰に原因がない場合があります。体の働きのつながりを調べることが大切です。
右半身がシビレ。まさかスキーが?55歳、男性、I.Aさん
主訴
右手足のしびれ
2月頃スキーの後、右顔の痺れと右手で文字が書きにくく、右足が痺れて歩きにくい。
整形外科や脳神経外科に10ヶ月間通っているが治らない。レントゲン写真で、頚椎がずれているとの診断で牽引をしている。
既往歴
5年前に軽い脳梗塞で、一時右半身麻痺。
検査結果
上肢・下肢腱反射亢進、右顔面痛覚減弱(特に口角付近)、右第7・8頚神経領域痛覚減弱、右第5腰神経領域痛覚減弱、右第1仙骨神経痛覚減弱、右上腕三頭筋弱下、右下肢筋力弱下
経過
右上腕三頭筋は、第7・8頚神経が支配している筋肉です。下肢も右側の筋肉の弱下ということは、頚髄7番の右側の運動神経が通っているところが傷害されて、それ以下に命令が届かなくなっているということです。つまり麻痺が起こっています。これは、脊髄という中枢神経の障害であり、背骨の中で起きていることなので、今までのカイロプラクティックでは対処しきれない障害です。しかし、今のカイロプラクティック機能神経学の知識を利用して第6頚椎の棘突起を右から左へ押圧加え、カップリングモーションを整えることにより、わずか1分で右手足のしびれが消失し筋力も回復しました。
右の三叉神経麻痺は、口角付近が強いことから顔を玉ねぎの皮のような模様状に障害があることになります。これは、三叉神経の感覚線維が脊髄上部まで下行したところで障害されている中枢神経障害です。これも第2頚椎の棘突起を押圧して脊髄圧迫を解消させ、これも1分で症状を回復しました。
あれ!治ったと思ったのに困ったな?28歳、女性、K.Kさん
- 2014年12月04日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- 臨床紹介
主訴
尿漏れ
2年半前に出産し、1年後から仕事を始めたら失禁を感じました。立ったままの受付業務なので困ります。早々産婦人科を受診し、体操を指導され続けていたら治りました。
最近、再び失禁を感じ体操をしましたが治りません。腰も急に痛くなることがあり、朝も起き上がれない時もあります。朝、腰が痛くない時も手がむくみ、足の裏が痛む時があります。
検査結果
両側中殿筋弱下、両側大腰筋弱下、両側ハムストリング弱下、左梨状筋弱下、右外腹斜筋弱下、左内腹斜筋弱下、左腰方形筋弱下、右股関節外旋制限、左寛骨後方変位、右寛骨前方変位、右同側協調運動弱下
経過
K.Kさんの検査結果から、骨盤の動きの偏りが大きく骨盤周囲の筋肉の弱下と片側の腹斜筋の弱下があることから、尿道の周囲にある 尿道括約筋がねじれて、働きが弱化している可能性が疑われます。
骨盤の動きを、骨盤ブロックを用いて整えることで、骨盤周囲の筋力が回復しました。長年骨盤の動きに偏りがあったため上半身の動きにも偏りがあり、胸郭の歪みが 起こっていました。胸郭のゆがみは、静脈とリンパ液の流れを阻害するため、手足のむくみや朝の足の裏の痛みにつながります。 一週間後、来院されたK.Kさんは、失禁が止まったとのことでした。
K.Kさんは、横座りをする習慣が有り、産後の骨盤のゆがみを生活習慣の中で強めてしまったのでしょう。立ち仕事をするようになって失禁という症状として現れた と考えられます。産後の横座りには気をつけてください。
藁にも縋る思い
- 2014年12月04日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- 患者様の声
初孫の誕生からもうすぐ6年。孫の成長と共に私の腰痛は悪化していきました。 腰に重さを感じた時は、接骨院へ通い。痛みを感じて整形外科へと通いましたが、治ったかな?と思ってもすぐに戻り‥‥と、繰り返すうち通院もやめ、半ば諦めモード で腰痛体操の本を買いあさり、自己流で腰痛の痛みと戦っていました。“腰痛持ち”となって3年目くらいの時に、知人からアキヒロ先生への通院を勧められましたが、 “どこへ行っても同じ”と聞き流していました。 孫も二人となり、近所に住むようになって、とうとう前にも後ろにも曲げづらく、動作も鈍くなり座っているより立っている方が楽。こんな状態を見かねた知人から、再びアキヒロ先生を強く勧められ、思い切って受診させていただきました。腰痛の原因は、孫のおんぶ抱っこから始まったと決め付けていた私に、先生は仕事を含め私の生活スタイルまでチェック。なんと腰痛の原因は“孫”だけではなく、長年の仕事の姿勢からくる“体の歪み”と分かりました。あ~!!なんということでしょう。 完治です!!丁寧に丁寧に診ていただいて2ヶ月。朝はスッキリと起きあげり気持ちの良い1日がスタートできますのも先生のおかげです。本当にありがとうございました。
相模原市市南区在住 T.Zさん 58歳 女性
リハビリのつもりが、何で全身の痛みに?
- 2014年11月24日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- スタッフブログ,臨床紹介
先週、70代の女性が薬剤師さんの紹介で来院されました。
杖をついて、歩くのもやっとの状態。
どうしたのかと問診で聞いてみると
左の首から背中が痛むので整形外科に通っていました。
レントゲン写真を撮ると頚椎と胸椎が潰れかけているので
リハビリをしましょうとのことで
理学療法士のもとでリハビリをしたそうです。
どんなリハビリをしたのですか?
ストレッチポールの上に仰向けになりバランスをとることを練習しました。
そのあとに、バランスボールの上にうつ伏せになり
バランスをとりながら腕や足を上げる運動をしました。
その時は、痛みを感じませんでしたが
2日目の朝起きようとしたら腰が痛くて起き上がれなくなりました。
痛みを押して整形外科へ行ってレントゲン写真を撮ってもらいましたが
異常なしとのことですが、痛みが引くことはありませんでした。
カイロプラクティック検査をしてみますと
背筋と大腰筋の緊張が強く出ていました。
急にハードなトレーニングをしたために
筋肉の過緊張が起こり、時間とともに脊髄が圧迫されてしまったようです。
筋肉のトレーニングが必要かどうかの見極めは、レントゲン写真では見極めが難しいところです。
多角的な見極めが大事ですね。
小顔矯正のつもりが、とんだことに
- 2014年10月08日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- スタッフブログ
以前来られていた方から1本の電話
先生!ボキボキされて腰が痛くなった。
詳しく聞くと、
小顔矯正をして貰ったついでに全身を診てもらったら痛くなった。
小顔矯正は、随分痛い施術をするらしいです。
かなり悲鳴を上げたようですが
流れから全身も診てもらうことになって、
背骨が曲がっていると言われ
背骨、股関節、手足の関節をボキボキ。
やってもらった後は、体がスッキリ。
しかし数時間後に、じわじわと痛みが。
その日のうちに、もう一度ボキボキ。
体がスッキリ。
翌朝、全身の痛みで動けない。
助けて!
一緒にいた70代のお母さんも顔が小さくなればいいなと思い
ボキボキしてもらったら
翌朝、全身の痛み。
助けて!
70代の方にも、首をボキボキしたそうです。
年齢の高い方は、
関節が変性を起こしている可能性や靭帯が骨化している可能性があります。
そのような方に対しては、脊髄損傷を起こす可能性があります。
頚椎のボキボキについては、
厚生省からの指導もあります。
ボキボキを受ける方は注意してください。
4年間治らなかった膝が・・・・ 正座が楽にできた!
4年前ジョギング中に右膝をひねってしまって以来、痛みが取れずに様々な病院を渡り歩きました。低周波、超音波等の機械を使ったり、筋力トレーニングでインナーマッスルを鍛えたり、ヒアルロン酸の注射、テーピング、鍼灸治療、etcあげたらキリがないくらいいろいろな治療を受けました。中には効果があったものもありましたが、一時的でまた直ぐに痛みが復活しました。 友人の勧めでアキヒロカイロプラクティックオフィスに通い始めて3ヶ月あまり、今では日常生活の困難はほとんどなく、どうしてもできなかった正座が楽にできるようになりました。悪い方の膝だけでなく、左右のバランスが崩れているところを毎回調整して頂いて、驚くことに少しずつ痛みが軽減され、以前のようにぶり返すことはなくなりました。
座間市在住 M.Yさん 58歳 女性
慢性腰痛が悪化、足の甲にしびれ、足底に痛み45歳、男性、H.Sさん
主訴
腰痛、左足の甲のしびれ、右足足底の痛み。
10年前にぎっくり腰になって以来、慢性的に腰痛。今年引越しをして痛みが酷くなった。2週間前から左足の甲がしびれ。2日前から右足の足底が痛くなった。
検査結果
第4、5腰神経領域痛覚過敏、第1仙骨神経領域痛覚過敏、左足の甲むくみ、左ハムストリング弱下、両側梨状筋弱下、骨盤Cate 3変位、胸郭可動性減少、横隔膜緊張、両側の同側性協調運動弱下、両側の対側性協調運動弱下。
経過
骨盤の動きの偏りを整えることで、ハムストリングと梨状筋の働きが回復しました。さらに横隔膜の緊張を取り除くことで、同側性の協調運動と対側性の協調運動が回復し、胸郭の可動性が増しました。胸郭の動きが増すことにより、リンパの流れがよくなり足の甲のむくみが消失するとともにしびれが消失。さらに右のハムストリングと腓腹筋の緊張を取り除くことで、静脈のうっ滞が解消し測定の痛みが消失しました。
H.Sさんは、10年前にぎっくり腰になって以来、今年引っ越すまで整体に通っていたそうです。しかし、痛みがすっきりすることはなかったということです。10年間も痛みがあるということは、痛みというストレスが脳を刺激し続けます。脳はストレスが多くなるとストレスから逃れようとします。行動をすると痛みを感じてストレスが入りますから、行動させないように筋肉の働きを抑制します。この抑制がかかっているまま引越しで負担をかけたことで、筋肉の緊張が増し張りとリンパ循環が悪くなったのでしょう。
その結果、左足の甲のむくみとしびれが出て、さらに右足の裏の痛みが出たのだと推測されます。
4回の施術で、症状は消失。5回目は、1ヶ月後にしましたが痛みが再発することはありませんでした。
自閉症が治るとしたら、どれほど素晴らしいことか
- 2014年08月31日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- スタッフブログ
現在、日本カイロプラクティック徒手医学会で学会誌の編集長をしています。
ようやく今年の学会誌が完成しホッとしていますが、
今年の10月に金沢で開かれる学術大会の準備に入っています。
そこで発表される富山の行澤先生の自閉症に対する症例報告のまとめのお手伝いをさせていただいています。
欧米のカイロプラクティックでは、発達障害を専門に扱うグループがあり、
3ヶ月間で、85%に診断がつかない段階まで改善したという報告があります。
この数字は、信じられない数字です。
しかし、どうも信じられる数字のようです。
自閉症は、先天性脳機能障害という位置づけをされています。
先天性ということは、治らないという前提があるように感じられる言葉です。
しかし、桜美林大学の身体心理学の山口 創先生や東邦大学医学部の有田秀穂先生の研究によると
皮膚の刺激が、脳の働きを変化させるとのことです。
欧米のカイロプラクティックでも薬剤を使わず皮膚からの刺激で行っています。
行澤先生の症例報告も
「抱きかかえる」、「なでる」、「擦る」、「タッピング」による皮膚刺激です。
1年間に12回の施術で、
目を見て話ができるようになり、
友達の遊びの和に入れるようになり、
多動がなくなり、
会話ができるようになり、
様々な症状が改善されています。
これには、家族の方の理解と協力が必要になります。
そのためには、新しい情報をきちんと伝えることが大事です。
それは、毎日の家族(特にお母さん)の接触が鍵となるからです。
現在、日本のカイロプラクティックの中では伊藤彰洋D.C.(doctor of chiropractic)が
カイロプラクティック機能神経学公認講師として、
機能神経学の知識とすばらしさを私たちに伝えてくれています。
もちろん、私と行澤先生も受講生として知識を深めています。
近い将来、確実に結果が出せるようになると確信しております。
ご期待下さい。
私も杖なしで歩けるようになりました
平成8年から18年間、腰痛で整形外科に通院していましたが効果がなく、突然坐骨神経痛になり注射や薬を続けても痛みはだんだんと強くなり、耐え切れない痛みとしびれに襲われて、杖なしでは歩くことも困難になりました。
そんな時、交通事故の後遺症で杖なしでは歩けなかったのが、アキヒロ先生の施術で杖なしでも歩けるようになった友達の話を聞いて、アキヒロ先生を紹介してもらいました。
初めは歩くのが辛いのでタクシーで通いましたが、3回目からは歩けるようになり、通っているうちにどんどんよくなり杖がなくても歩けるようになりました。周りの友達も驚いています。自分の足で歩けることは何よりの幸せです。娘からも「どんどん良くなるね。」と言ってもらえます。今はすっかり良くなり、あの痛みが嘘のようで先生には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
相模原市南区在住 H.Kさん 87歳 女性
不思議な体験!?
以前腰と膝の痛みを直してもらい、以後時々身体を診てもらっていましたが、昨年、12月16日自転車走行中、自動車にぶつかって転倒。左後頭部打撲、3cmぐらいの外傷と硬膜化血腫で5日間入院。後頭部の血腫は数日で治ったが、外傷部分は5ヶ月半経っても触れると痛みがあり、どうしてどうしてと気になっていました。頭痛、その他の頭の打撲の後遺症は全くないのに。アキヒロカイロプラクティックオフィスの近くの歯科に治療に来た帰りに、アキヒロ先生に相談して施術していただき、数分で治り驚きと不思議でいっぱいです。
ありがとうございました。
相模原市南区在住 Y.Mさん 74歳 女性
テニスの後、右手が痛くて力が入らない50歳、主婦、O.Hさん
主訴
右手の痛み。
日曜日にテニスをして帰ってきたら、右手が痛くて力が入らなくなってしまった。
検査結果
右斜角筋の過緊張により胸郭出口の狭窄から、尺骨神が絞扼され指伸筋の筋力低下(掌側および背側、総指伸筋)、握る筋肉の筋力低下(深指屈筋、浅指屈筋)、母子内転筋の筋力低下、母指外転筋の筋力低下、小指外転筋の筋力低下を引き起こした。
経過
斜角筋の過緊張を取り除くことで、尺骨神経の絞扼なくなり筋力が回復しました。
説明
O.Hさんは、相手の速い球を負けずに打ち返そうとして力いっぱい振っていたそうです。また、ラケットの真ん中に当たらずに、かなりの衝撃を感じたことも何回かあったそうです。
恐らく、思わぬ衝撃により首の前面から胸に向かって付いている斜角筋が緊張を起こし、それを何回か繰り返すうちに斜角筋の緊張が取れなくなり、胸郭出口と呼ばれている鎖骨の内側の神経の通り道で尺骨神経が締め付けられてしまい、神経の伝達が低下することで手の筋肉の働きが弱くなってしまったと推測されます。
テニスをした経験のある方なら、ラケットのフレームに当たった時の衝撃の強さは、よくわかると思います。腕に「ビーン」ときます。
その衝撃で肘が痛くなることもよくあります。速い球には、ラケットの面を合わせれば同じ速さで返球できます。卓球でいうブロックですね。怪我をしないように楽しんでください。
日常の姿勢と腰痛
- 2014年07月28日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- 症例
私たちは、何気ない日常の動作については気にもとめません。
それが1日1日体を蝕んでいることも。
ピアノの先生が、5年前にお孫さんを抱くようになってから腰痛が。
いろいろなところに通ってみたが治らず。
前にかがむのも腰をそらすのも痛い。
姿勢検査をすると右肩下がりでS字側彎。
背中は、右にネジレている。
腰は、左にネジレている。
身長が167cmもある方なので、成長期になったものではなさそう。
骨盤の動きの偏りもあり、下肢の筋力低下が起きている。
骨盤の動きの偏りを整え腰椎のネジレを施術すると
腰椎の動きが増し痛みも緩和される。
しかし、数日経つと再び腰が痛い。
数回施術しましたが、結果は同じ。
でも何か原因があるはず。
もう一度カルテを見直してみた。
ピアノを教えるときの姿勢を想像してみた。
生徒の右に座り、少し生徒の方へ体を向ける。
お手本を示すように弾いてみせる。
生徒の方へ体を向けて座ると、腰は左にネジレる。
その姿勢から鍵盤に指を置くには、上体を右にねじる。
まさしくS字側彎。
施術をしてもこの姿勢を取り続けていると元に戻ってしまう。
この姿勢が原因かも?
この姿勢をやめてもらった。
すると、痛みは急激に消失。
なにげなくとっている姿勢が原因であるとは、誰も思いません。
だって、その姿勢をとると痛みがでないからです。
みなさんも日頃の姿勢を見直してみてください。
歩くとき左足がペタンペタンと音がする
カイロプラクティックとの出会いは、二十数年前に椎間板ヘルニアと診断を受け、整形外科で手術より方法はないと言われました。友人の紹介でカイロプラクティックを探すように勧められました。その当時、椎間板ヘルニアで手術をした方々10人中2人位しか良くならなかったと言われていました。カイロの治療を続けて手術をすることなく現在に至っていましたが、突然歩くのが辛くなり、左足に力が入らずペタンペタンと音がして足首の返りがなく、とても辛い思いをしていました。脳梗塞の疑いで検査を受けましたが、異常がないとのことで原因は何かと考えたとき、アキヒロ先生から歯の指摘を受けました。まさに2ヶ月前に入れ歯を新しく作り換えたばかりでした。歯茎(はぐき)のマッサージを勧められ毎日繰り返し、カイロの治療も続けたことでペタンペタンと歩くのがなくなりました。指先だけで行う先生の治療は、痛みを感じることもなく安心してカイロの治療を受けられます。原因が歯からだったとは考えもつかないことです。これからもカイロでの治療で、日々を元気に過ごせることに感謝しています。
相模原市中央区在住 K.Yさん
ジョギング中に、急に膝が痛くなって57歳、主婦、M.Yさん
主訴
右膝の痛み。
3年前にジョギングをしていて、右膝が急に痛くなり、整形外科でレントゲン写真を撮りましたが骨に異常なく、痛み止めを飲み電気治療を続けるも改善されず。接骨院で筋トレをするように言われてトレーニングをしましたが、痛みは変わりません。別の整形外科でヒアルロン酸の注射をしたら悪化して正座ができなくなりました。
階段を下りるときに痛くて、天気にも影響されます。
温めると楽になりますが、改善するまでには至りません。
検査結果
右大腿四頭筋の拘縮し、右寛骨の前方変位、左寛骨の後方変位、右大腿後面のハムストリング筋の筋力低下
経過
膝の裏のツッパリが取れて、膝が曲げやすくなった。
まだ完全ではありませんが、正座をすることもできるようになりました。
説明
M.Yさんは、通常の足の運びの中で痛みが出たということです。
検査の結果から骨盤の動きの偏りが大きくなってしまったため、腿の後ろのハムストリング筋が働きづらくなっていて、疲労を起こして硬くなってしまったのでしょう。
そのため膝の不安定さと共に膝の間隙(骨と骨の隙間)が狭くなっていて、半月板を圧迫する寸前であったと考えられます。その状態でランニングをしてさらに筋肉が硬くなり、ついには半月板を圧迫して、関節受容器(痛みを感じるセンサー)を刺激してしまったということが考えられます。
レントゲン写真では、半月板は写りませんし、間隙は左右の膝を比べてみなければ判断もできません。
ましてや筋トレをすれば更に筋肉が硬くなり膝を締め付けてしまいます。
痛みが引くどころか増すばかりです。
筋肉を温めることは、血管が広がり筋肉へ栄養の供給とともに老廃物の排泄を促進させますので、筋肉が柔くなり膝の締め付けがゆるみ痛みが軽減するのです。
素人のM.Yさんの方が適切な処置をされています。
しかし根本的な解決にはなりません。
何よりも骨盤の動きの偏りを整え、ハムストリング筋の働きを取り戻すことが先決です。
ここがポイントです。
子供の時に環軸椎回旋性亜脱臼を手術してから肩こり
- 2014年04月23日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- スタッフブログ,臨床紹介
今週、来院されたO.Kさん
肩こりと後頭部の頭痛がひどいということで、
わざわざ群馬県から来院。
小学校6年生の時におたふく風邪のウイルスによって
第1頚椎(環椎)と第2頚椎(軸椎)に異変
数件の病院で断られ、
ようやく手術してくれる病院を見つけたとのこと。
現在はしびれや麻痺はないとのこと。
約20年前に、これだけ後遺症を残さず手術できた先生は、すごい先生ですね。
でも肩こりと頭痛がするようになり
どこの整形外科に行っても治らず。
検査では、左右の交差性協調運動(歩行運動)の抑制と同側性協調運動(姿勢調節)の抑制が強く
簡単に言いますと行動する筋肉への命令が少なくなっているのです。
相当な手術のストレスが脳を刺激したのでしょう。
頚椎を触診しますと後頭骨と第1頚椎の間の筋肉がコチコチです。
左を向く角度は27度、右へは46度しか回りません。
これでは、脳に栄養を送っている椎骨動脈の流れが相当妨げられている感じがしました。
手術をしている場所に近いところですから当然のことかもしれません。
本人は気づいていませんでしたが、
顔面神経と舌下神経の軽い機能障害が認められます。
強い刺激は危険です。
柔らかい圧力で筋肉の緊張をとっていくと
交差性協調運動と同側性協調運動が回復。
後頭部の頭痛も消失。
頭がすっきりして走り出したい気分に。
性格も変わったように晴れ晴れした気分。
驚く程の変化に、私も嬉しい。
この状態を安定させたいですね。
遠い~いですが頑張りましょう。
友人からゴッドハンドの施術と聞き
30 年前にぎっくり腰になって以来、ゴルフのあと腰が重く、階段を下りるときに右膝が痛むようになりました。
2年前には、左肩の腱板断裂で手術を受けました。
妻も10年前から右肩に痛みがあり、3年前にMRI で腱板が断裂寸前の状態とのことで、妻とともに地元の整形外科にて腰・肩・膝の治療をするもあまり変わらず。
会社の同僚であった当院の治療経験者から、ゴッドハンドの施術と聞き来院しました。アキヒロ先生に道筋をつけてもらい、全身の治療によって少しずつではあるが改善に向かっていると思います。
電気も注射も薬も使用しない治療は、初めてです。
人間の頭から足先まで関連があることを学びました。
もう少し近ければ良いのですが、こればかりはどうしようもありません。(本音)
妻:とても心地良い施術で快復に向かっています。
印旛郡酒々井町在住 I.K I.T さん 夫妻
車にはねられて骨盤骨折、全身打撲78歳、主婦、H.Yさん
主訴
平成7年に、道路を横断中に車にはねられ、意識を失いました。救急車で病院へ運ばれ検査の結果、骨盤骨折、腓骨骨折、全身打撲。
退院後も3年間通院し、一時良くなったかと思いましたが、平成20年頃から腰の痛みに襲われるようになり、整形外科で注射を続けていましたが、治るどころか歩けないほど痛みがひどくなり、大きな病院へ行きました。
2ヶ月に一度薬をもらいに行きますがあまり変化が見られません。
今は、杖とコルセットが離せません。
検査結果
左寛骨後方変位・右寛骨前方変位による左股関節開脚制限、左大腿二頭筋低下、左半腱半膜様筋低下、両側梨状筋低下。
両下肢の筋膜可動制限による膝関節の炎症。
経過
現在、杖なしで歩けるようになりました。
コルセットも外している時間が増えて、していてもゆるく巻いているだけ。
毎朝、散歩をして公園でラジオ体操をして来ます。寒い時に少し股関節付近が気になりますが、不安がなくなりました。
説明
H.Yさんは、左側から車に跳ね飛ばされて道路に叩きつけられたわけですから、
骨折は当然のこと命が助かって良かったですね。これほどの激しい衝撃が身体に加わったわけですから、
全身の筋肉がダメージを受けているはずです。特に呼吸をする横隔膜かくまくが緊張を起こし呼吸が制限されてしまいます。さらに何ヶ月も入院していて動けない状態が続いていましたから、
リンパ液や静脈の血流障害を起こしてしまったことが想像できます。
このような状態では、関節や筋肉から危険信号が脳へ送られます。
危険を回避して身体を守るために脳は行動抑制をかけます。
家の中でのんびり体を休めていなさいということです。
しかし、時間が経つと動きたくなってきます。
脳の行動抑制スイッチを解除しないまま活動量を増やしていきますと、筋肉の張りは次第に強くなってきて、関節や神経を締め付けていきます。
その結果、神経痛や関節の痛みが再発してきます。これがH.Yさんの経過の分析です。
同級生が椎間板ヘルニアを手術
- 2014年03月08日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- スタッフブログ
突然lineで、
同級生:「大分動けるようになった。」
私:「何の話?」
同級生:「この間MRIを送ったんだけど見ていないの?」
私:「ごめん、携帯のメール見ていない。見ておく。」
「これ珍しいヘルニアだね。いつ手術したの?」
同級生:「1月27日、2時間で終わるところ3時間半かかったって。」
「手術のあと、足の感覚がなくて指が動かない。」
「でも、少し感じるようになってきている。」
というようなやり取りでした。
送れられてきたMRIに写っていたヘルニアは、見てびっくり。
上に向かって椎体の半分まで出っ張っています。
ドクターもさぞ大変な手術であったことでしょう。
恐らくヘルニアをそぎとる際、硬膜内の馬尾神経である第5腰神経以下を押さえ込まれていたのではないかと。
お見舞いに行ったとき、内緒でベットの上で検査してみると、
右足の趾の背屈低下、長短腓骨筋低下、対側性の協調運動低下。
末梢神経だけでなく、脳幹の機能低下も起こしているのが分かります。
やっぱり、手術のストレスは身体に大きいということを感じます。
退院して1週間後に来院してもらいました。
退院してからビリビリする感じが出てきたとのこと。
チネル徴候であれば、治る証拠。
神経の回復には、時間も必要だから。
私の実験台にしばらくなってもらいます。
よろしく。
五十肩かと思ったのに、びっくり!
- 2014年02月07日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- 患者様の声
昨年8月頃より右肩が上がらず、五十肩の痛みで苦しんでいました。
しかし忘れもしない9月13日。
午前中は家のこと全て出来たのに、午後から右腕が全く動かなくなりました。
痛みが辛かったので「アキヒロ」さんを、思い出し受診。
脳梗塞の手前だと言われたときはびっくりしました。
そんなに治療をしていないのに頭がスッキリしたり、その場で腕が動くようになったり、その後も日に日に痛みがなくなりました。
3回通院しただけで腕を上まで上げることができましたし、今は日常生活を普通にすることができます。
本当に先生に感謝します。
こんなに早く回復するなんて驚いています。
ありがとうございました。
相模原市南区在住 T.Kさん 女性
いつの間にか慢性腰痛・肩こり38歳、会社員、T.Tさん
- 2014年02月07日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- 臨床紹介
主訴:
1日中座りっぱなしでパソコンを見ながら仕事をしているせいか、以前から常に腰が重い。目もしょぼしょぼすることが多く、それに伴って肩もこる。辛くなると、時々街中のマッサージに通っている。昨年3月頃、胡座あぐらをかけないことに気がついて、接骨院に半年通ってだいぶよくなった。最近、夜中に寝返りをすると右足が攣つることが時々ある。
妻に「マッサージに通っても良くならないよ。」と言われて来ました。
既往歴:
花粉症、便秘、下痢
検査結果:
副腎機能低下による糖代謝低下。
説明:
T.Tさんの場合、砂糖を体に接触させると抑制反応により筋力低下が起こります。
しかし、ビタミンCを一緒に接触させると抑制がかかりません。
ということは、砂糖は、身体にとってマイナスな物質で、ビタミンCはプラスな物質ということになります。
一日中パソコンを使う仕事で、パソコンから出るブルー系の光が脳を刺激してストレスを与え続けます。
ストレスに対して身体は、脳にエネルギーとなるブドウ糖を血液に混ぜて運びます。
ブドウ糖を血液に混ぜるには、ブドウ糖を蓄えている肝臓に対して、副腎からのホルモンの分泌が必要です。
この副腎は、ビタミンCをたくさん消費する臓器です。
自分がわからないうちにビタミンC不足になって、副腎が働きづらくなっていることがあります。
そうなると、ブドウ糖の供給が低下して慢性的な疲労状態になります。骨格も不安定となり、関節に負担がかかり腰痛のきっかけになります。
副腎の働きを刺激して、骨盤の動きの偏りを整えて身体のバランスを整えることで、腰痛と肩こりが改善しました。パソコンの光には気をつけましょう。
脳梗塞の疑いが、実は入れ歯から
- 2014年02月03日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- スタッフブログ
先週は、二人続けて脳梗塞を疑わせるような症状。
一人は、70代女性。
歩くときに左足がパタンパタンと音がするような歩きになってふらつく。
左足の筋肉の働きが、全て低下。
目をつぶって立つと、フラツキが大きくなる。
一直線上を歩くとふらつく。かかと歩きができない。
手の回内回外テストも左が動きづらい。
姉も脳梗塞。
これだけ見るとこれは脳梗塞の可能性が高い。
しかし、噛み締めテストをすると陽性。
左歯肉に抑制反応。
聞いてみると、暮れに新しい入れ歯が出来たが噛みにくい。
入れ歯を取って、歯ブラシで歯肉を磨いているとのこと。
アチャー!
三叉神経と交感神経の刺激し過ぎ!
お口の三叉神経と交感神経をなだめてあげると、左足の筋肉は回復。
もうひとりの方も、70代女性。
左に膝が痛いのと左半身が冷える。
糖尿病。喫煙。
左下肢の筋力低下。
手の回内回外テスト左が動きづらい。
右の舌下神経低下、右前頭葉低下。
右の交感神経亢進。
これも右の脳梗塞の疑い。
しかし、噛み締めテスト陽性。
お口を開けてみると、左下の臼歯が何もない。
入れ歯を作ったけど、ご飯がまずいので入れていないとのこと。
綿花を左で噛みしめると、左下肢の筋力が回復。
左の上の歯が下がっている証拠です。
入れ歯を入れてくださいね。
頚椎椎間板ヘルニアかと思ったらヘルペス
- 2013年12月29日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- スタッフブログ,臨床紹介
今年は、昨日で仕事納でした。
今年も多くの方に来院していただき、誠にありがとうございました。
今年最後の臨床紹介です。
昨日来院されたM.Mさんの例です。
M.Mさんは、2週間前に右腕が上がらないと来院されました。
整形外科で頚椎の椎間板ヘルニアと診断されていました。
右首から肩へのつっぱりがあり、
痛み止めをもらって飲んでいましたが良くならず、
別の痛み止めをもらって飲み始めましたが、
ツッパリが取れるどころか、
腕が上がらなくなってきたとのことでした。
上腕二頭筋の筋力低下があるものの、痛みしびれはありません。
末梢神経障害では、感覚障害が起こりますが、
ありません。
筋トーンが低下し、右腕が鉛のような重さ。
ムッ、ちょっとおかしいな?
最近、脳梗塞や硬膜外出血の症例があり、
嫌な予感。
ブレインアラームセラピーで、
左の交感神経と右の副交感神経の刺激をすると、
すぐに筋力アップで、右腕が軽く動かせる。
しかし、1、2分もすると鉛のような重さ。
これを繰り返すので、血管障害の可能性も!
危険性がある場合は、「ドクターに」が鉄則。
脳神経内科の受診を指示。
昨日、来院されたM.Mさんの報告によりますと。
すぐに脳神経内科を受診。
脳血管には問題ないが、右肩に赤い発疹が2つ。
これは、ヘルペスでしょうとの診断。
すぐに大学病院を紹介され受診。
鎮痛剤がヘルペスウイルスの働きを活性化させることがあるとのことで
危険な場合があるとのことで入院を進められるが、
通院を希望。
幸いにもウイルスに対する薬を処方され
1週間で、回復。
私の判断の脳血管の問題ではなかったものの危険な状態であった。
判断は違ったものの我々の範疇であるかを見極めることが大事。
ヘルペスウイルスが、上腕二頭筋への神経に感染したということです。
ちょっと特異な症例かもしれませんが、大事な症例ですね。
神の手と言われて
- 2013年12月01日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- スタッフブログ
電話が鳴る。
「はい、アキヒロカイロプラクティックです。」
「友人から、神の手の先生がいるから診てもらったらと紹介されました。」
とのこと。
2時間半もかかる千葉県に住んでいるとのこと。
神の手と賞賛されている先生は、全国にも何人もいるだろう。
患者さんからすると
自分を痛みの辛さから解放してくれた先生の手は、「神の手」。
感謝に対するの最高の喩え。
それだけ感謝されているということは、とても嬉しい。
この仕事に就いて本当に良かったと思う。
施術家にとっては、多くの患者さんの中のお一人でも
患者さんにとって見れば、唯一一人の先生です。
このことは、とても重要なことですね。
「天の手」、「宇宙の手」と呼ばれるように頑張ります。
なぜか五十肩の方ばかり
- 2013年11月30日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- スタッフブログ,臨床紹介
9月から五十肩の方が増えてきた。
昨日は、腱の炎症の方を含めて続けて5人。
例年にない状態です。
季節の異変のせいでしょうか?
五十肩は、急に痛みが出て腕が上がらなくなります。
特別何をしたという覚えもありません。
痛くなると夜も眠れないほどになります。
不思議な症状です。
五十肩は、筋肉が固まって関節と癒着すると痛みが強まりますが、
なぜ筋肉が固まるのか
原因が特定されていません。
しかし、アキヒロカイロプラクティックレターにも書きましたが、
9月に五十肩になったと言って来院されたTさんを調べましたら、
右腕が内旋(内側にひねった状態)で、肘が突っ張っていて、肘が曲がりません。
当然、腕も上がりません。
五十肩では、肘は曲がるはず。
ちょっとおかしいぞ。
五十肩というよりは、脳幹の梗塞に似た症状でした。
検査して、カイロの範疇を超えるようであれば病院へ
と言うつもりで慎重に検査。
ブレインアラームセラピー(アキヒロメソッド)で、右腕の反応を見ると、
自力で腕を外へ捻れる。
肘も曲げられる。
腕も上げられる。
o(^▽^)oと思わず叫んでいたTさん。
Tさんは五十肩ではなかったが、
改めて五十肩は、脳の機能低下が原因である可能性が高いことに確信をもてた。
今年3月に、アメリカのカイロプラクティック神経学の学位を持つ伊藤彰洋先生に話をすると、
私の分析通りでしょうと考えに同意してもらえた。
そうは言っても
五十肩は、かなり厄介なトラブルで苦戦は強いられる。
患者さんのために、
さらにカイロプラクティック神経学を追求しますよ。
乞うご期待!
日本カイロプラクティック徒手医学会第15回学術大会に参加して
- 2013年11月13日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- スタッフブログ
日本カイロプラクティック徒手医学会(JSCC)の第15回学術大会が、11月9日(土)10日(日)の2日間大井町の品川区総合区民会館(きゅりあん)の小ホールで、開催されました。
テーマは「徒手療法の役割」、基調講演には桜美林大学の身体心理学を研究されている山口 創准教授、特別講演には東京大学大学院で生体のゆらぎを研究されている山本義春教授をお招きしました。ワークショップには、カリフォルニアのニューポートで開業されておりますカイロプラクティック神経学の専門ドクターの吉沢公二先生をお招きして機能神経学について、貴重な臨床ビデオをもとに講義をしていただきました。臨床における機能神経学は、カイロプラクティック・ドクターであるFrederick Carrickによって全貌が明らかにされたもので、全米でマスコミに取り上げられ注目を受けています。パネルディスカッションは、「臨床の落とし穴」と題してカイロプラクティックオフィスすこやかの馬場信年先生、守屋カイロプラクティックオフィスの守屋徹先生、大場徒手医学研究所の大場弘先生により臨床経験から印象に残る症例、ヒヤッとした症例を検証。盛りだくさんの大会となりました。
今年も大会実行委員として1年前から準備を重ね、大会前日には、理事として前日会議に出席。当日は学会誌編集長として、学会誌に載せる写真撮影を自ら行う2日間。ほぼ毎回のことですが、2日間終わるとぐったり。
毎回終わったあとは、放心状態になりますが、今年の学術大会では、一般講演を始め各講演、ワークショップの内容は、宝の山で抱えきれないほど。早く臨床で試したくてウズウズしながら聞いている状態。早速、月曜日からすべての患者さんに何が適応するか試しまくりです。
今回の目玉であった機能神経学については、私もカイロプラクティック神経学の専門ドクターである大場弘先生が代表のマニュアルメディスン研究会で、15年前から触れてきた。5年前からは、同じくカイロプラクティック神経学の専門ドクターの伊藤彰洋先生の臨床神経学講座を受講中。今回、吉沢先生の講演でふらつきがひどく立っていられない患者があっという間に立っていられるようになるビデオを見せられ、機能神経学の素晴らしさを再認識。薬を使わずに身体に備わっている神経機能を利用して、症状を引き起こしている神経機能の低下を改善させる方法は、理想の医療。世界一の薬の消費量を誇る日本にとっては、医療費を抑えるにはもってこいなのですが・・・・。でも、私たちが役割を果たせる環境であるとも言えますね。困っている方が、人生が変わるほど喜んでもらえるように頑張ります。
今回の大会参加者は、約90名。学会会員は、約300名いますが、今回参加されなかった方は、宝の山に出会えなかったこと残念です。主催者側としては、全員参加して患者さんに還元してもらいたいものです。
日本カイロプラクティック徒手医学会(JSCC)は、15年前にカイロプラクティックの医科学としての発展を目指し、会員の技術の向上と共に国民の健康と福祉に寄与することを目的として設立されました。私も、設立当初から理事として運営に関わりつつ、論文を投稿し優秀論文賞と奨励賞をいただきました。
狭窄症と言われ、岩手から相模原へ
- 2013年11月01日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- 患者様の声
戦後の食糧難の時代に生活の第一歩を始め
慣れない農業を50年間夢中で生活の糧として
現在まで過ごしあまりにも自分の身体を家族のために
酷使したのが原因と思っています。
平成19年9月7日今回のような症状になり、
1か月程整骨院で一応落ち着きました。
今回は7月29日より約2か月整形外科と整骨院へ通院
していたのですが、痛みが重なり熟睡できなくなり
歩行も困難になりました。
息子が心配して時々電話してくれるようになりました。
相模原に来ないか、施術治療の良い先生がいらっしゃるから
と勧められておりました。藁をも掴む思いで着替えを送り
10月7日杖をつきながら午後4時息子宅へ着く。
早速4時40分予約の時間を頂き先生の所へ参りました。
次々と痛みを解決してくれました。
急に気が楽になり初診の1日目で杖なしで歩けるようになり
心より感謝の念で一杯で御座います。
10月8日9時予約(家族に送られる)
10月10日PM2時予約(家族に送られる)
10月11日PM4時(自分で自転車で治療院へ)
10月14日PM5時(自分で自転車で治療院へ)
10月17日PM3時(自分で自転車で治療院へ)
10月18日岩手へ帰宅
感想は、
①患者さんに合わせて予約を取ってくれる
②静かに優しく痛いところを解決してくれる
③時間を長く丁寧に治療してくれる
④患者さんの気の済むように治療してくれる(痒いところに手が届く如くに)
整形外科・接骨院を渡り歩いて最後にたどり着いた
- 2013年11月01日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- 患者様の声
右下肢のむくみは、40代から長く椅子に座った後などに感じていたが
歩きは3~4時間平気で、足の健康には自信を持って30年。
それが70代に入り、立ち仕事2時間くらいで右ふくらはぎの張り→痛み、
更に入浴後、就寝後まで痛みが続き、整形外科(保険)へ。
腰から来ているとのことで電気治療、明るい良い雰囲気だったが3分治療で
手揉みは無く、4~5回で接骨院(保険)へ。
ここもよい先生で、多分左半身への負担が原因とのことで、
電気と手揉みで30分。4~5回で立ち仕事の違和感が消え、
喜んで3カ月、足を伸ばしひざに頭を付けるストレッチで
右もも裏→ひざ裏にピリッと痛みが走るようになり、偶々75歳、後期高齢者入口で
一度体の歪みなどを点検して頂けたらと、日頃入念な手揉み診療で評判の当院へ。
初診90分くらいの途中から治療に入って下さったようで、右足の筋肉を正常位置に
戻し、外反ぼしの影響も大とのことで右親指も揉んで下さり、全身が温かく、軽く
食欲まで出て驚いた。
右足親指マッサージでふくらはぎに刺激が伝わり、ヒール好きで60代まで
履いていたことが足の張りを招いていたようにも思われた。
のち1.5ヵ月(3回)でストレッチの痛みは消え、足指マッサージ時の
痛みやふくらはぎへの刺激が消え、見た目にも親指下の突起が減っていた。
素人の疑問の全てに理論的に、しかもわかり易く答えて下さり
心のケアともなり、「人が人をいやす」文字通りの「手当て」を実感した。
よく指摘される保険診療の問題点「ミスなどで治療が長引くほど診療報酬は増す」
も、自由診療の「より早く安く楽に治すほどはやる」という形で正せるかもしれいない。
そう望まれる先生も多いのではないか?
しかし支出の負担は、やはり大きく、それだけに自由診療では
「真に優れた医療者」「人間的にも技術的にも優れた医療者」との
出会いが最重要課題となる。
私は、以上のような体験から、当院との出会いにに感謝し、
心から当院をお勧めします。
左腰から脚にかけての痛み
- 2013年11月01日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- 患者様の声
患者さんからお葉書をいただきましたので、嬉しくてご紹介します。
光が丘にお住まいのS.Tさん、お葉書ありがとうございました。
完走おめでとうございます。
S.Tさんは、
8月の大会前日に、
左母趾の爪をはがしてしまい、
爪にテープを巻いて出場したものの、
かばう走りをしたため、
左腰から脚にかけて痛みが出るようになってしまいました。
9月中旬に来院
2回の施術で、ぼほ痛みがなくなり、
10kmゆっくりジョギング、少し硬いにハリ感。
3回目の施術後、13km走ったが痛みなし、良好、軽い。
4回目の施術後、23km走ったが痛みなし、良好。
5回目の施術後、大会前なので軽く15km走って良好。
10月28日
静岡大井川リバティーフルマラソン完走。
痛みなし。
S.Tさんは、
50歳を過ぎた頃、
ご主人が走り始めたのをきっかけに、
「私も」ということで、
走り始めたとのことで、
走り始めて20年近くとのことです。
S.Tさんの目的は、
フルマラソンに完走すること。
タイムは関係なし。
走行中の景色を楽しんだり、
沿道の方からの差し入れを味わったり、
後半ばてている若い人を追い抜く喜びを味わっているとのことです。
完走するコツは、
練習のペースより遅く走ること。
若い人は、
前半飛ばして走るので、
後半ばてて座り込んだり、歩いているそうです。
今回もゴール1m手前で、
男性を抜いたとのことで、
すごいですね。
私もNHKの「3ヶ月でフルマラソン!」のテキストを買ったものの、
「いつから始めるんだ」という状態。
一人ではじめるのは、
結構ハードルが高いです。
チームアキヒロなんて。
誰か一緒に走ってくれるような方、いらっしゃいますかね。
肩と骨盤の痛みは子育てが原因ではなかった
- 2013年11月01日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- 患者様の声
<T.Rさん 41才>
■来院の決めて
・ 母親の勧め
■感想
体を診て頂いて、ここまで気分がスッキリしたのには驚きました。
また、まさにその場でみるみる痛みが消えていくのを体験し、びっくりしました。
是非またお願いしたいので、どうぞ宜しくお願いします。
筋力低下による右膝の痛み
- 2013年11月01日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- 患者様の声
<A.Eさん 66才 主婦>
■来院の決めて
・ 信頼できる方の紹介
■感想
先生の説明をお聞し、体は(心 ストレス)体(筋肉)がチェーンの様に
つながっているのだと施術を受けながら実感です。
自分でつけてしまったくせは気付くことなく時が過ぎ手足の痛みが出て来て
はじめて気付くと言うことを、先生の施術を受け始めて原因を知ることができました。
正月子供たちが集まりましたので体験を伝えたところ
5人全員が先生の施術を受けたいとのこと。
仕事上30代後半から40代これからは
体にも意識を持ちながら仕事に打ち込んでもらいたいと思っています。
腰椎分離症といわれ坐骨神経痛で眠れず
- 2013年11月01日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- 患者様の声
<SMさん 27歳 男性>
去年の1月に整形に行き「腰椎分離症」と診断されました。
神経ブロック注射をしたりしましたが、痛みがなくならず
投薬治療にて様子を見ることになり、約1年間薬で痛みを
誤魔化してきましたが、車の運転も30分出きるか、
出来ないかの状態でした。
そのことを同じような症状があった知人に話したところ
アキヒロカイロプラクティックオフィスを紹介されました。
1回目、2回目の治療の時はあまり痛みもかわらず
半信半疑でしたが、鈴木先生の人柄も良く、とりあえず
何度か通ってみようと思いました。
4回目の治療だったと思いますが、痛みが一気に改善され
飲み続けていた薬も飲まずに生活できるようになりました。
今では車も長く乗れますし、事務仕事も出来る状態です。
若干の痛みが残っていますが、これもいずれ治ると思っています。
先生ありがとうございます。
乳腺炎で背中の痛み
- 2013年10月25日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- スタッフブログ
最近、、乳幼児を持つ女性が多く来院します。
母乳は、赤ちゃんの最高の栄養源です。
母乳がよく出ることは喜ばしいことですが、
出過ぎるのも乳腺炎を起こしやすいので辛いです。
土曜日に、予約が入っていた方が、
「朝おっぱいを飲ませ終わったら急に右の背中が痛くなってきた。」
と電話。
調べてみると、右胸郭がコチコチ。
「右の乳房にしこりができているのが分かっていた。」
とのこと。
乳腺の炎症が、肋間神経を刺激して、
肋間神経に沿って痛みを誘発したのでしょう。
横隔膜の緊張とリンパ循環の改善で、痛みが緩和。
「もし、発熱するようなことがあったら掛かり付けの助産師のmarimoさんに、診てもらってください。」
と告げて、帰宅していただきました。
おかあさん、がんばって!
助産師のmarimoさんの知識と技術はすごいものがあります。
この記事を読んで、困っている妊婦さん・乳幼児のお母さん、相談してみる価値がありますよ。
marimoさんとは、連携して患者さんを診ております。
子育てサポートハウスmarimoさんは、谷口台小学校前です。
お問い合わせは、☎042-766-4381
「アキヒロカイロのブログを見て」と言って、お問い合わせください。
プレッシャーで神経はボロボロ
- 2013年10月21日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- 患者様の声
渋谷にあるベンチャー企業の営業子会社の代表をしております。
5年前の12月、会社の朝礼のスピーチ中にいきなり声が出なくなり、
その後呼吸困難になり救急病院に搬送。
あらゆる検査をしましたが何も異常が無く精神性のストレス障害と診断され
病状も落ち着いたので帰宅。
しばらく会社を休む事にし、自宅の周りでゆっくりしていると、
急な動悸、閉塞感、圧迫感、寒気に襲われ夜も歩けなくなり周りに相談した結果、
心療内科に行くと重度な不安性障害(自律神経失調症)と診断され
1年半休職を余儀なくされました。
原因は大学を卒業してから20年にも渡るベンチャー企業生活、、。
1日平均睡眠時間4時間、食事は不規則、お酒は毎日浴びるほど飲み
極度な緊張の連続とノルマ数字のプレッシャーで神経はボロボロになっていた様でした。
それから規則正しい睡眠・食事の生活に戻し、最初は病院の薬を飲みましたが、
徐々に減らす為に東洋医学の漢方薬も始め針治療に整体、精神的な病なので内観なども始め
1年半の闘病と休養の末になんとか回復。
会社にも一般社員として3年半前に復帰しリハビリ勤務を経て今年の4月から
また元の子会社の代表に戻りました。
だが…問題はその後でした、はやり仕事の激務が再び繰り返され、3ヶ月で体調不良に、、。
今度は足の冷え、空腹が止まらず常に何かを食べていないと落ち着かず、
閉塞感や圧迫感
が戻って来て、電車は各駅停車しか乗れない状態に戻ってしまいました。
そんな時、2年前に私の後輩がアキヒロ先生にお世話になり10年以上直らなかった腰痛を4回で完治!
実は地元では有名な施術院で、ケガのスランプで悩む格闘家やスポーツ選手が最後に頼り、
復活をさせるというのを聞きました。
私も精神的な病だったので、効果があるのか不安でしたが
こちらのHPをみると私の病名も書いてありました。
私はまわりから良く復活したね!と言われるくらい病気に対して取り組んできたので、
もうこの病気に良いといわれる事は逆にする事が無く、今の会社を辞めるか?
アキヒロ先生を最後の頼りにお世話になるしかなかったのです。
初めての診察で、凄く親身なカウンセリングをして頂き病状や背景などを真剣に聴いてくれただけで
信用と信頼できました。
診察では、私の脳と筋肉と神経の働きを細かくチェックして頂き、ロジカルなご説明と
それを裏付ける実際の私の身体の反応が真実味を増し、
良くなるに違いないと確信が持てました。
アキヒロ先生の治療は、従来の精神科や心療内科の西洋医学による薬を処方して
終わる治療とはまったく違います! 今は2週間に一度のペースで通院しています。
治療では、毎回先生から新たな発見と乗り越えるキッカケと大きな勇気を頂いてます。
一緒に直そう!完治して乗り越えられるよ!と励まして頂ける先生を信じて良かった。
ここに出会えて本当に良かった…
お陰様で、なんとか会社を辞める事も無く毎日勤めれています。
相模原市南区在住 T.Zさん
首をポキポキ鳴らすのはいけないの
- 2013年10月21日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- 臨床紹介
40歳 会社員さん、男性
主訴
普段からよく肩が凝るので、2週間前もまた肩が凝ってきたと思っていたら、首を動かした瞬間にズキーンと鋭い痛みが走りました。以後、後頭部から肩にかけて張りが強くなって、うつ向くと引っ張られる感じがする。頭痛もするようになり、仕事でパソコンを見ていると目から側頭部にかけて重くなってくる。
既往歴
なし
検査結果
頚椎のハイパーモビリティ(関節の緩み)
説明
良く指の関節を鳴らす人がいますが、普通に指を曲げただけではなりません。
反対の手でそれ以上に曲げた時に音がします。
すなわち普通以上に動いた時になるということです。
動きを大きくすることを繰り返すと関節はゆるく不安定になります。
首の関節の場合、頭を支える必要があるため関節に安定感が必要です。
そのため、不安定な関節の周囲の筋肉は硬くなります。これがコリ感となります。
今回硬くなっていた筋肉を無理やりひねって動かしたために、関節が無理に動かされて痛みが出て、その反射で筋肉がさらに硬くなってしまい血流を阻害して頭痛を引き起こし、首の動きも制限してしまったということです。
以前お笑い番組で整体の先生が、何回関節を鳴らせるか競って、施術を受けている芸人のリアクションを楽しんでいましたが、嘆かわしいことです。決して見よう見まねで関節を鳴らしてはいけません。
乳幼児のお母さんは、めまいでフラフラ。
- 2013年10月10日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- スタッフブログ
今日も5月に第2子を出産し、乳幼児を持つお母さんがお見えになりました。
めまいがして、不安とのこと。
上の子も赤ちゃん帰りで抱っこしなければならず大変。
家事、仕事、子育てと負担が、多いですね。
でも、頑張る母は素晴らしい。
最近保育園では、自分の生活スタイルを崩したくないので、
子育てを保育園任せにする女性が増えているんだそうです。
子供を育てるのは大変なことですが、
大変な時にしか味わえない喜びも大きいと、
保育園の先生は語っていました。
美容室で評判になってるらしいです。
- 2013年10月06日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- スタッフブログ
患者さんが美容室に行ったら、
美容師さんが、
「肩こりならケー・ポッシュ(オダサガで評判のケーキ屋)の前のアキヒロカイロさんが、とてもイイよ!」
と言われたんですって。
とても嬉しいです。
美容室や理容室は、情報の発信地ですから。
地元で信用が出てきた証拠ですね。
乳幼児のお母さんは、肩こりでイライラ
- 2013年10月04日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- スタッフブログ
乳幼児を育てているお母さんが、肩こりがひどくて頭痛もするとのことで、昨日も今日も来院。
共通しているのは、第2子が乳幼児で夜泣きがひどいこと。
夜泣きがひどいとお母さんの睡眠も減り、肩こり、ストレスアップ。
ストレスでお母さんがイライラすると、赤ちゃんの機嫌もよけい悪くなります。
お母さんの元気の素は、赤ちゃんの笑顔。
赤ちゃんの機嫌を良くして夜泣きを直すには、赤ちゃんの体を撫でること。
お母さんのナデナデは、赤ちゃんの心を育てます。
赤ちゃんは、笑顔いっぱい、夜もぐっすり。
ナデナデの威力は、研究論文で証明済みです。
是非、やってみてください。
症例1.ぎっくり腰
- 2013年10月04日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- 症例
ぎっくり腰
症例:朝顔を洗おうとして前かがみになった瞬間に、腰がギクッとした。その後、掃除をしていたら次第に痛みが強くなった。寝返りで痛い。起き上がるときに痛い。
日常の動作なのに何故ギクッとなるのか?
重いものを持ったわけではありません。レントゲン写真では、年齢によっては骨の変形や椎間板が潰れている場合があります。それは、痛みが出た瞬間に変形したり潰れたりしたものでしょうか?そうではありません。
原因を見つけ出すには、骨の検査ではなく筋肉の検査を行う必要があります。その理由は、身体は筋肉の働きによって動けているからです。また、筋肉の働きは神経の働きを表しています。
普段、筋肉は、当たり前に働いていると思っています。筋肉が弱くなるのは運動不足と言われウォーキングしたり筋トレをします。ぎっくり腰を起こした方の筋肉を調べてみると働きにばらつきがあることが多くあります。これは、痛みによって力が出せないのではありません。筋肉の働きのばらつきは、骨盤や背骨のゆがみを引き起こし関節の動きを妨げます。また、身体を支えることが出来なくなります。その時にギクッと感じるのです。
筋肉の働きのばらつきはなぜ起こるのでしょうか?
それは神経の働きに異常があるからです。筋肉を動かす神経は、脳から始まりまとまって背骨の中を通り脊髄と呼ばれます。背骨の中を下るにつれて枝分かれをして背骨の脇から1本1本出てそれぞれの筋肉へ向かいます。したがって神経の働きを調べるには中枢の脳の働きを調べる必要があります。アキヒロカイロプラクティックオフィスでは機能神経学を基に脳の働きの乱れを発見し、それを正すことで運動神経の働きが正常に戻り身体を支えることが出来るようになります。神経系の働きを正常に戻すことで、症状の解消が早くなります。
症例2.急性腰痛
- 2013年10月04日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- 症例
急性腰痛
症例:特に無理なことはしていないが、急に腰に痛みが出て鍼治療を受けたら痛みが増強。整形外科でレントゲン写真異常なし、注射・坐薬でも痛み変わらず。リハビリを続けているが痛み取れない。前かがみや捻る動作で痛い。
急性腰痛とは
発症して伊から1か月以内のものを急性腰痛といいます。ぎっくり腰も急性腰痛の一つです。
急性の筋・筋膜性腰痛(筋性腰痛症)のほか、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎椎間関節捻挫や仙腸関節性腰痛などの病態が多い。
原因を特定できない腰痛を「非特異的腰痛」が多い。ストレスの影響があるといわれている。
何故レントゲン写真に異常がないの?
症例のように、ギクッとなってはいないがおかしいなと思っていたら次第にいた舞が強くなってきて、腰が伸びず動作の変わり目で強い痛みが出ることが良くあります。年齢によってはレントゲン写真で椎間板がつぶれているといわれることもありますが、痛みが出た時に一瞬にして潰れることは考えられません。ましてレントゲン写真に異常がないことが多く構造的な問題ではないということが判ります。
構造的な問題ではないと考えると、痛みがあるところだけに焦点を当てた処置を考えるのではなく、機能的な問題として筋肉の働きを調べて神経系の働きを評価する必要があります。神経系の評価によって痛みの成り立ちがわかります。
早く痛みを取るにはどうすればいいの?
神経系の働きの乱れを整えることが出来れば、痛みを生じている周辺の筋肉の働きが良くなり腰に負荷がかからなくなることで解決に向かうことが出来ます。
症例3.慢性腰痛
- 2013年10月04日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- 症例
慢性腰痛
症例:10年前から時々腰に痛み、接骨院に通院。3ヶ月前から腰痛、接骨院で治らず、整形外科でレントゲン写真で、背骨が曲がっているとの診断。座っていると立ち上がったときに腰が伸びず、しばらくの間痛みが続く。
慢性腰痛とは
Medicalnoteによると慢性腰痛症(慢性腰痛)とは、3か月以上続く腰痛のことです。 腰痛は発症からの期間に応じて、急性腰痛(発症後1か月以内)、亜急性腰痛(1~3か月)、慢性腰痛(3か月以上)に分けられます。
慢性腰痛の原因となる主な病気に、腰部椎間板ヘルニア、椎間関節症、変形性脊椎症、腰部脊柱管狭窄症、骨粗しょう症などがあります。まれに内臓疾患や腫瘍によって慢性腰痛が起こる場合もあります。このように検査で原因を特定できる腰痛を特異的腰痛といいます。
反対に、検査を行っても原因が特定できない腰痛を非特異的腰痛といい、腰痛患者さんに比較的多いといわれています。
どうして長期間痛みが続くの?
痛みが長期間続くということは、原因になる物が存在し続けているということです。レントゲン写真で、背骨が曲がっているという診断が出ている場合、骨の形状を変えることが出来ないために痛みが長期間続いていしまうことがあります。背骨の分離症やすべり症、脊柱管狭窄症など最終的に外科的な処置が必要になる場合があります。しかし、外科的な処置をする前に機能的な問題から構造的な問題に影響を及ぼしていないかを調べることが必要です。
慢性腰痛は、様々な機能的な問題を検査する必要があります。例えば、口の中の問題(噛み合わせの悪さ、噛み癖、歯肉炎、歯ぎしり、喰いしばり)、足元の問題(靴のサイズが合っていない、靴の紐の締め方が緩い、足のサイズが左右違う、踵が大きく減った靴を履いているなど)、身体の上から下まで腰に影響を与える機能的な問題があります。
さらに、慢性的に痛みを感じていることから自律神経系など脳の働きに影響を及ぼしていることがあります。自律神経系が乱れると筋肉への出力に抑制が働いたり、痛みの抑制コントロールしているPAGの働きが低下します。自律神経系の検査を忘れずに行う必要もあります。
慢性腰痛は、思いもよらないところに原因が潜んでいる場合がありますので、丁寧な問診とカイロプラクティック検査によって身体や脳の働きを評価していく必要があるでしょう。原因を見つけることが出来れば、長期間の苦痛から解放されることが出来るでしょう。
症例4.椎間板ヘルニア
- 2013年10月04日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- 症例
椎間板ヘルニア
症例:4ヶ月前に歩いていると良く足がつるようになってきて、次第に痺れるようになった。整形外科でMRIにより、椎間板ヘルニアとのこと。1ヶ月薬を飲んだが、痺れ変わらず。足が冷える。座ると左腰から背中が突っ張る。前かがみで、腿の裏が引っ張られる。
椎間板ヘルニアとは?
腰椎の脊柱管と呼ばれる神経が通るトンネル内で神経は、馬のしっぽのように一本一本に分かれています。その神経が、腰椎間の椎間孔と呼ばれる穴から出てきます。
腰椎間には、椎間板があります。椎間板内には、弾力のあるジェルがあります。椎間板が傷つくとジェルが割れ目から飛び出します。これが神経の線維を押して圧迫すると神経内の伝達が妨げられて感覚を伝えられなくなり感覚が鈍くなります。また筋肉の働きが弱まって動きが制限され固くなります。神経線維が傷んでくると痛みを引き起こすようになります。長期間障害が続くと筋肉の張り感がなくなり委縮し細くなってしまいます。
椎間板ヘルニアを確かめるには、MRIによる椎間が飛び出している位置とそれによって障害を受けている神経が支配している感覚の範囲と筋肉の働きの異常が一致していることです。さらに踵の腱反射の低下、仰向けで脚を伸ばしたまま上げていくと30度未満で鋭い痛みが腰から脚の裏に感じます。
上記の症状が一致していなければ、MRIによる椎間板は神経を圧迫しておらず、別の原因によって痛みを発生させていることになります。
どうしたらいいの?
椎間板ヘルニア自体を施術することはできません。最終的に外科的処置が必要になることもあります。
しかし、椎間板が飛び出す位に負担が掛かっているのであれば、掛からないように周囲の背骨の位置を調整したり、背骨を支える筋肉の働きを良くすることが出来ます。
カイロプラクティックは、多くの検査方法を用いて椎間板に負担が掛かる原因を突き止めていきます。原因が突き止められれば、症状の早期解決につながることになります。
外科的処置をする前に、カイロプラクティックの検査を受けてみることをお勧めします。
症例5.坐骨神経痛
- 2013年10月04日
- アキヒロカイロプラクティックオフィス
- 症例
坐骨神経痛
症例:2週間前に腰が痛く座れず、しばらくして左太腿の後ろに痺れとツッパリを感じるようになり、歩くと脚の痛みが強くなる。左ひざが以前からガクガクする。
坐骨神経痛とは?
Wikipediaによると坐骨神経痛とは、腰から脚へ下っていく痛みを特徴とする病状で、あくまで症状であり病名ではありません。様々な原因により坐骨神経が刺激されることに起因する神経痛です。
坐骨神経痛の約90%は椎間板ヘルニアが原因であり、腰椎または仙骨神経根の圧迫による。ほかにも脊椎すべり症、脊柱管狭窄、梨状筋症候群、骨盤腫瘍、妊娠が原因に考えられる。
最も使われている診断法はラセーグ兆候を得るための脚上げであり、ラセーグ兆候とは脚をまっすぐ伸ばして上げた際に、30から70度において坐骨神経のへの痛みが再現されるなら陽性とみなすものである。この検査は坐骨神経痛を持つ患者においては約90%が陽性となるのだが、しかし陽性であった人の約75%では坐骨神経痛ではない。
坐骨神経痛は、どうしたら痛みが消えるの?
外科的処置(手術)によって椎間板ヘルニアを摘出すれば、90%の方は痛みが消えることになりますが、実際に手術を受けた方の話を聞くと坐骨神経痛が消えないことがあります。臨床経験上で椎間板ヘルニアがラセーグ兆候を引き起こす場合、脚の挙上角度は30度以内です。
30~70度の場合は、椎間板ヘルニア以外の原因が多く骨盤内の筋肉の緊張によって坐骨神経が周りから締め付けられる絞扼という現象によることが多くみられます。
坐骨神経の絞扼は、骨盤のゆがみによって筋肉の緊張が高まることで起こります。骨盤のゆがみは、偏った姿勢を続けることで発生することもありますが、身体の様々な働きの偏りから発生することがあります。
カイロプラクティック検査を受けることで、根本的な発生原因を突き止めることが出来れば、坐骨神経痛の解消につながります。
外科的処置を受ける前にカイロプラクティック検査を受けることをお勧めします。
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