紅葉の八甲田連邦登山で身体と脳の活性化を体験

去る10月15日に紅葉の八甲田連邦に登ってきました。

連休の最終日に、大館能代空港からレンタカーに乗り千人風呂で有名な酸ヶ湯温泉に向かいました。

酸ヶ湯温泉に向かう途中、八戸に寄り道をしてSNSで話題になっている「ヒラメの漬丼」を食べ、更に私の趣味のクラシックカーのツカハラミュージアムへ行き古い車を堪能し、旅のスタートを切りました。

八戸から高速道路を使い酸ヶ湯温泉に向かう途中、高速を降りてから山道に入ると道の両脇の木々の色が次第に赤みを帯びてきて、まさに紅葉のトンネルの中を走り続けます。

太陽が次第に傾き夕日にあたって葉の色が鮮やかに浮かび上がります。

酸ヶ湯温泉旅館に着くと裏山がちょうど夕日があたり最高のロケーションになっていました。

その晩は、青森在住のカイロプラクティックの先生と一緒に温泉に入りながらカイロ談義、食事をしながらカイロ談義と話が止まりませんが、明日のことを考えて早めに就寝。

翌朝、薄曇りの中酸ヶ湯温泉の登山口を出発、歩い始めから紅葉のど真ん中、関東では見られない豊かな彩に感動が止まりません。

八甲田は、紅葉のトンネル、湿原、紅葉の階段、山頂から津軽半島から陸奥湾そして下北半島を見渡せる絶景と登山者を飽きさせない感動連続のコースです。

 

八甲田連邦は、初心者での登れる山ですが、たとえ勾配が緩やかでも山頂まで何時間も上り坂を歩かなければいけないし、喉も乾くし汗もかいて辛さを伴う行動で、ストレスを感じる脳の部分を刺激する行動です。

しかし登山をしているだけで、どこに足を置こうかどのコースを選ぼうかと考える前頭葉を活性化します。

さらに初めての場所を移動することで、自分がどこにいて無事に戻って来れるように場所を記憶する海馬が活性化されます。

紅葉を満喫して出発した登山口に戻ると、無事に帰れた安堵感と歩き遂げた達成感で、報酬系の脳が活性化します。

今日一日の一連の脳の働きが本来脳にプログラムされているもので、ストレスの後に報酬が得られることで脳がリセットされて明日も頑張ろうというモードになります。

登山から帰り仕事をしていて感じることは、身体にエネルギーが満ちているように感じることです。

現代社会は、なかなか一日で完結する生活ではありません。

時々脳のリセットのために、山歩きをしてみてはいかがでしょうか?

音と記憶

警備の仕事をされている患者さんのことです。

 

皆さんは、警備の仕事にどのようなイメージをお持ちですか?

 

 

銀行の現金輸送の警備

道路工事の警備

建設現場の警備

マラソン大会の警備などなど

 

 

マラソン大会の警備は警察でしょ?

と思っていましたが、

今では、警備会社が主で警察官は従の立場だそうです。

 

 

今の世の中警備会社は、重要なポジションになっています。

 

 

 

しかし、新入社員を募集してもまったく入ってこないそうです。

仕事は、どんどん増えているのに人材が足りないそうです。

 

 

そんなわけで、患者さんも過酷な労働とのことです。

現在は、パチンコ店内での警備。

1日中、大音響の電子音楽と玉の音の中。

従業員全員に共通な現象が起こっているとのこと。

 

 

それは、物忘れ。

 

 

2,3時間前にしたことを忘れてしまうとのこと。

仕事の相棒は、鬱になって精神科に通っているそうです。

 

 

大音響の無意味な音が、不快な音として偏桃体に伝わるのでしょうか。

不快は、ストレスとして大脳辺縁系の働きを低下させ

前頭葉の働きも低下し

海馬の短期記憶に障害が出るのでしょう。

 

 

不快さは、ストレスになります。

ストレスの怖さを知るお話でした。

 

 

検査でも交感神経の興奮の反応がありました。

それがもとで、横隔膜の緊張が高まり胸郭の可動性が低下して

全身バキバキの感じになっていました。

 

 

騒音ストレスは、注意!

身体を大切にしてください。