
2階の部屋で、V.S・ラマチャンドランの「脳の中の天使」を読んでいて
ふと解剖学アトラスが見たくなり
治療室まで本を取りに行き
戻ろうとしたとき
リビングのテレビから流れる英語が気になり
目を向けると
アメリカ人の方が、何か語っています。
ちょっと気になり見始めると
教育改革についての話でした。
その方の名は、ケン・ロビンソン。
ケンさんによると、
今の学校教育は、工業的で画一的なので新しい発想が生まれづらい。
もっと農業のように有機的なものにしていくことが必要。
有機的と言われてもよくわかりませんが、農業は天候に左右される中で、その環境に柔軟に対応しながら作物を育てることが、子供を育てることと同じであるという意味ではないでしょうか。
子供たちに大きな夢を持って欲しい。
そのためには、心の中に熱いものが沸き上がってこなければダメ。
アメリカのデータによると、
教育に占める比率は、学校教育が15%、その他が85%。
であるならば、学校教育だけではなく生活環境から変えることが大事。
例えで、ファーストフード店になるかこだわりの高級レストランになるか。
「工業的な教育に馴染めなかった方が、将来大きな会社を作って成功した」という話はよくあります。
ただ、工業的な路線から外れるには、結構勇気がいることです。
その中にいるほうが、しばらくは安心です。
でも、今の大学生の就職活動の話を聞きますと
安心がアダになるようです。
5月に「そこが知りたい」という番組で、
フィジーに住んでいる日本人のことを放送しているのを見ました。
その日本人の方もすごい方でしたが、
私が気になってしまったのが、
その日本人の方が経営するロッジに宿泊している別の日本人の方でした。
その方は、定年退職をしたのをきっかけにして念願の英語を学ぶために、フィジーの大学に留学をしているとのことでした。
フィジーの留学は、
英語圏の留学中で費用が一番安くて、
宿泊費込みで1年間90万円とのことでした。
私立高校の授業料と同じくらいですよね。
海は綺麗だし、生活費は安いし、英語は覚えられるし、私の理想系です。
今にも行きたい気分ですが、そうもいきませんのでじっくり計画することにして(結構本気モード)
三男に、しきりに「フィジーに留学しろ」と言っていたところでした。
自分も遊びに行けるから(本音)。
ちょうど、三男も一緒に見ていましたので、
「お父さんの言っているとおりでしょ。フィジーに留学しようぜ」と言って刷り込みをしました。
今は嫌な顔をしていますが、そのうちに・・・・。
「スーパープレゼンテーション」、連ドラ予約しました。